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Eightcap Challengesの期待値は?|One PhaseとTwo Phaseを1年シミュレーションするとOne Phaseが上【2026年9月】

公開日: 2026/9/27

※ ルールと価格は2026年9月27日に Eightcap Challenges の公式サイトと規約(Rules and Conditions V2.3・2026年9月21日版、General Terms and Conditions)で確認しました。前提と計算式は FTMO・The5ers・Fintokei・Hantec の期待値比較 と同じです。

⚠️ 日本から購入・出金できるかは未確定です。 規約の制限国リストに日本は入っていません。一方で、親会社 Eightcap のブローカー口座は日本居住者を受け付けていないという第三者情報があり、当サイトでは確認できていません。購入前に support@challenges.eightcap.com へ直接確認してください。

結論

  • 1回1%・実力「中」(勝率55%)で1位は One Phase です。1年 +$24,987 でした。Two Phase は +$20,735 です。
  • One Phase は目標10%・最大損失8%・日次4%と器は狭いのに、1ステップなのでファンドに早く着き、稼げる日数が長くなります。1日の損失を2.5%で止める運用なら、日次4%にも当たりません。
  • 1回0.5%・1%・1.5% のどれでも、実力「小」以上なら One Phase が上でした。Two Phase が上になったのは、1回0.5%・実力ゼロの1か所だけです。
  • 参加費の返金はありません。出金しても最大損失のラインは動かないので、出金後も8%(One Phase)・10%(Two Phase)の余裕が残ります。
  • 実力ゼロ(勝率50%)では、1回1.5%の2プランだけが薄いプラス(One Phase +$3,201、Two Phase +$770)で、それ以外はマイナスです。

Eightcap Challenges のプラン($100K 相当)

Two PhaseOne Phase
価格(定価)$599$659
目標9%→5%10%
日次損失5%4%
最大損失10%(初期残高基準・静的)8%(初期残高基準・静的)
出金後の最大損失動かない動かない
最低日数(評価)各ステップ3日(取引した暦日。1トレード60秒以上)5日(同左)
最低日数(出金)5日7日
一貫性(Profit Distribution)出金時のみ35%出金時のみ30%
分配80%(アドオンで90%)80%(アドオンで90%)
参加費の返金なしなし
出金口座開設・前回の申請から14日ごと。最低$100(分配後)同左

日次損失は「前日の残高 × 上限%」で計算され、その日のエクイティの損失がこれを超えると失格です。最大損失は初期残高の固定の割合で、残高とエクイティのどちらも下回ってはいけません。Two Phase の目標は、2026年2月23日以降に作った口座が 9%→5% です(それより前の口座は 10%→8%)。

Profit Distribution は、出金を申請するときに「1日の利益が申請額に占める割合」の上限です。One Phase は30%、Two Phase は35%(2026年2月11日より前に作った口座は25%/30%)です。評価中にはかかりません。

シミュレーションの前提

固定したもの

  • 1年(250営業日)・1日最大3トレード・利確と損切りは1:1
  • 1日の損失は全プラン共通で初期残高の2.5%まで(次に負けたら2.5%を超える日は、その日はそれ以上張らない)
  • 1回のリスク・含み損・1日の損失は、どれも3%を超えない
  • ロットは初期残高の r% で固定、ポジションは1つずつ
  • コストは1トレードあたりリスクの5%(勝ちは+0.95R、負けは−1.05R)。ドル円ならコスト往復1.5pipsで損切り・利確30pips、2pipsで40pipsに当たる
  • 失格したら同じプランを買い直す、スケーリングなし、出金は14日ごと、年末に口座に残った利益は数えない
  • 各条件2万回

動かしたもの

  • プラン
  • 実力:勝率 50%(ゼロ)/52%(小)/55%(中)/58%(強)
  • 1回のリスク r(0.5%・1.0%・1.5%)
  • 出金のときに口座へ残す利益の量(プランごとに一番いい量を選んだ。結果はどれも「残さない」が最良)

このモデルに入れていないもの

  • 出金時の Profit Distribution(30%/35%)。このシミュレーションのエンジンは一貫性を「評価と出金の両方」にしかかけられず、評価中にはかからない Eightcap のルールをそのまま再現できないため外しました。勝ち負けの幅がそろった取引なら影響は小さいものの、1日で大きく取る手法では出金額が抑えられるので、この記事の数字より悪くなります
  • 出金段階の最低取引日数(5日・7日)。14日ごとに毎日取引する前提なので当たりません
  • 出金段階の高インパクト指標の前後10分の取引禁止、同時10ポジション・1取引のロット上限(FX 40ロットなど)
  • 分配90%・早期出金などのアドオン

期待値の計算式

1トレードの期待値

利確と損切りが1:1で、コストを1トレードあたりリスクの5%(0.05R)とすると、勝ったときは +0.95R、負けたときは −1.05R です。勝率を p とすると、

1トレードの期待値 = p × 0.95R − (1 − p) × 1.05R = (2p − 1.05) × R

実力勝率 p1トレードの期待値
ゼロ50%−0.05R
小52%−0.01R
中55%+0.05R
強58%+0.11R

1年間の期待値

1年間の期待値 = 1年間に受け取る報酬の平均 − 払った参加費の平均

  • 受け取る報酬 = 出金額 × 分配率(80%)
  • 払った参加費 = 参加費 × 1年間に買った回数(失格するたびに買い直す)
  • Eightcap Challenges は参加費の返金がないので、「戻ってくる参加費」の項はゼロです

損は「参加費 × 買った回数」で打ち止めになるのに、合格した口座からの報酬には上限がありません。この形なので、1トレードの期待値がわずかにマイナスでも、1年間ではプラスになることがあります。3つの平均は式では出せないので、ルールどおりに1年間の取引を2万回まわして平均を取りました(モンテカルロ法)。

ドル円で言うと、コスト往復1.5pipsなら損切り・利確30pips、2pipsなら40pipsの張り方がこのモデルと同じ重さです。$100K で1回1%($1,000)なら、30pipsで5ロット、40pipsで3.75ロットです。ロット数やレバレッジの計算は 4社比較の記事 に詳しく書いています。

1回0.5%:1年間の手取り−参加費の平均

実力Two PhaseOne Phase
ゼロ−$1,629−$1,846
小−$277+$464
中+$6,568+$9,157
強+$21,046+$24,284

黒字になる確率(実力「中」)は、Two Phase 70%・One Phase 83% でした。

1回1.0%

実力Two PhaseOne Phase
ゼロ−$1,406−$330
小+$3,779+$6,570
中+$20,735+$24,987
強+$48,669+$52,684

黒字になる確率(実力「中」)は、Two Phase 91%・One Phase 96% でした。

1回1.5%

1回1.5%だと、1回負けた時点で次に負けると2.5%を超えるので、その日はそこで止まります。

実力Two PhaseOne Phase
ゼロ+$770+$3,201
小+$7,856+$12,076
中+$27,072+$32,862
強+$57,355+$63,014

黒字になる確率(実力「中」)は、Two Phase 93%・One Phase 97% でした。

差がつく理由

プラン効いている要素
One Phase1ステップで、ファンドに着くまでが早い。そのぶん1年のうち報酬を出せる日が長い。日次4%は1日2.5%で止めれば当たらない
Two Phase最大損失10%・日次5%と器は広いが、9%と5%の2段階を越える必要がある。価格は$60安い

1回1%・実力「中」で、1年のうちに一度でもファンドに着いた割合は、One Phase が99.8%、Two Phase が98.4%でした。差は小さいのですが、One Phase は着くのが早いので、報酬の合計が大きくなります(1年の報酬の平均は One Phase $27,684、Two Phase $22,619)。参加費の合計は One Phase のほうが多い($2,697 対 $1,884)ものの、報酬の差のほうが大きくなりました。

どちらも出金しても最大損失のラインが動かないので、口座に利益を残さず毎回全部出すのが一番いい結果でした。

どれを買うか

あなたの状況おすすめ
1日の損失を2.5%以内で止められるOne Phase
1日に大きく負ける日がある・日次4%が不安Two Phase(日次5%・最大損失10%)
1日で大きく取る日が多いTwo Phase(Profit Distribution が35%とやや緩い)
日本から使えるか確かめていない購入前にサポートへ確認する

EA(自動売買)は、MT4・MT5・TradeLocker で使えます。ただし規約には、EA などの自動・半自動取引のエラーで失格しても、口座の復旧や取引の取り消しはしないと書かれています。マーチンゲール・グリッド・ヘッジ・他人とのコピートレードは禁止です。

よくある質問

Q. Eightcap Challenges の期待値はプラスですか?

実力しだいです。勝率55%(1トレードの期待値 +0.05R)なら、1回1%で One Phase が1年 +$24,987、Two Phase が +$20,735 でした。勝率50%(期待値 −0.05R)では、1回1.5%を除いてマイナスです。出金時の Profit Distribution はモデルに入れていないので、1日で大きく取る手法では、この数字より悪くなります。

Q. Eightcap Challenges は日本から使えますか?

未確定です。規約(2026年9月21日版)の制限国リストに日本は入っていません。ただ、親会社 Eightcap のブローカー口座は日本居住者を受け付けていないという第三者情報があります。Challenges はシミュレーション取引で、運営もセーシェル法人の Eightcap International Ltd なので、扱いが違う可能性はあります。当サイトでは確認できていないので、購入前にサポートへ確認してください。

Q. Eightcap Challenges の参加費は返金されますか?

されません。規約では、口座ができて取引を始めた時点で参加費は返金不可です。口座ができていない場合だけ返金されます。シミュレーションでも返金はゼロで計算しています。

Q. Eightcap Challenges の出金はいつからできますか?

ファンド段階(Payout Stage)の口座を開いてから14日後に最初の申請ができ、そのあとは前回の申請から14日ごとです。分配後で$100以上から申請できます。出金段階では、One Phase は7日、Two Phase は5日の最低取引日数も必要です。出金の審査で電話やビデオ通話を求められることがある、と規約に書かれています。

Q. Profit Distribution とは何ですか?

出金を申請するときに、1日の利益が申請額のどれだけを占めてよいかの上限です。One Phase は30%、Two Phase は35%です。たとえば Two Phase で1日に$3,500勝った場合、その日の利益で申請額の35%までしか埋められないので、ほかの日の利益も必要になります。評価中にはかかりません。

Q. 自分の条件で回したい

シミュレーションのエンジンと、この記事のプラン設定(JSON)を公開しています。python sim-prop-ev.py eightcapchallenges.json で、この記事の表と同じ数字が出ます。価格や分配を変えて回せます(Python と numba が必要です)。

関連

出典: Eightcap Challenges 公式サイト(価格・プラン表)、「Rules and Conditions V2.3(2026年9月21日版)」、「General Terms and Conditions」。いずれも2026年9月27日確認。

この記事を書いた人

ホソノP |プロップファーム攻略の人

自分のお金でチャレンジを買い、出金まで記録して検証しています。記録した出金は Fintokei・Fundora・Funded7 で合計 610万円、The5ers で $4,776(2026年9月時点)。半裁量EA「ELDRA」の作者。

プロフィールと出金実績X @hosono_p

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