E8 MarketsのKYCが理由も告げられず2回落ちた話|パスポートなしの日本人が通過するまでの全手順【2026年9月】
※ 本記事は当サイト運営者が2026年9月13〜15日に E8 Markets(E8 Pro Custom)で実際に経験した本人確認(KYC)の記録です。時刻は日本時間。口座番号・注文番号・提出書類の画像・住所は掲載していません。
TL;DR
- KYCが通るまで取引口座のパスワードがダッシュボードに表示されない。つまりMT5にログインできず、口座を買っても1秒も取引できない。「Ready to Trade」というメールは届くが実態は違う
- 運転免許証(表裏)とマイナンバーカードを提出したが、理由が書かれていない却下メールが4通届いただけで先に進めなくなった
- ダッシュボードにも却下理由の表示はない。同じ書類を出し直しても結果は変わらないので、ここで止まったら再提出ではなくサポートへ連絡するのが正解
- サポートに英語で問い合わせたら、手動審査に切り替わった。求められたのは2つだけ ——「身分証を持った自分の写真」と「ラテン文字での姓名」
- 写真を送ってから 3時間55分で通過。最初の却下から数えて約2日半
- マイナンバーカードは提出せずに通った。運転免許証だけで足りた
- 落ちた原因として最有力なのは、日本の運転免許証には氏名が日本語でしか書かれていないこと。プロフィールのラテン文字表記と機械的に照合できない
何が起きたか(時系列)
| 日時(JST) | 出来事 |
|---|---|
| 9/13 13:31〜14:05 | E8 Pro Custom を購入 |
| 9/13 13:39 / 14:06 | 「Your E8 Pro is Ready to Trade!」で口座が発行される(※この時点ではパスワードが表示されずログイン不可) |
| 9/13 15:00・15:01・15:03・15:04 | 「Verification wasn't successful」が4分間に4通。理由の記載なし |
| 9/13 15:13 | サポート(support@e8markets.com)へ英語で問い合わせ |
| 9/14 18:02 | 返信「身分証を持った写真を送ってください。手動で処理します。あとラテン文字で姓名を書いてください」 |
| 9/15 12:34 | 写真+ラテン文字の姓名+住所を返信 |
| 9/15 16:29 | 「You have been verified. You can start trading now.」 |
写真を送ってから通過まで 3時間55分。最初の却下から通過まで 約2日半 でした。
そしてこの 約2日半は、口座を持っているのに1トレードもできない時間 です。後述するとおり、KYCが通るまで取引口座のパスワードが表示されないためです。
却下メールには何も書かれていない
届いたのはこれだけです。
Hi Haruki Hosono, This is to notify you that your verification was not completed; please resubmit your documents for verification in our dashboard area in order to continue.
「完了しませんでした、ダッシュボードで再提出してください」以上の情報がありません。 どの書類が悪かったのか、画質なのか、氏名の不一致なのか、そもそも運転免許証が非対応なのか、一切わかりません。ダッシュボード側にも理由の表示はありませんでした。
しかもこれが 4分間に4通 届きます。おそらく提出のたびに自動判定が走って弾かれていたのだと思いますが、受け取る側からすると「何が起きているのか分からないまま同じメールが連打される」状態です。
ここで同じ書類を出し直しても結果は変わりません。 自動判定のロジックが変わらない以上、何度やっても同じところで落ちます。理由が分からない却下を2回もらった時点で、再提出ではなくサポートへ行くべきでした。
なぜ日本人は落ちやすいのか
確定情報ではありませんが、状況から最も疑わしいのは 氏名の照合 です。
日本で広く持たれている顔写真つきの公的身分証は、実質運転免許証とマイナンバーカードの2つです。パスポートを持っていない人は珍しくありません。そして、
- 運転免許証にはローマ字表記が一切ない。氏名は漢字(+ふりがな)だけ
- 一方でプロップファームのプロフィールは ラテン文字で登録している
- 自動KYCは「書類に書かれた名前」と「登録名」を突き合わせるので、照合対象そのものが存在しない
パスポートなら見開きに HOSONO HARUKI のようなローマ字表記(MRZ)があるので機械照合が成立します。運転免許証にはそれがない。ここが構造的な詰まりどころだと考えられます。
実際、サポートが求めてきたのが 「ラテン文字での姓名」 だったのは、この解釈と整合します。人間が目で見て突き合わせるための情報を要求してきた、ということです。
突破したやりとり
1回目:サポートへの問い合わせ
いきなり「通して」とお願いするのではなく、何が失敗したのかを特定する質問と、こちらの制約を並べました。実際に送った内容の要点です。
- 却下メールにもダッシュボードにも理由が書かれておらず、修正のしようがない
- 自分はパスポートを持っていない。日本で一般に持たれている顔写真つき公的IDは運転免許証とマイナンバーカードだけ
- 運転免許証は一次身分証として使えるか。使えるなら提出方法(表裏別画像・カラー・反射なし等)を具体的に指定してほしい
- 運転免許証の氏名は日本語表記のみで、プロフィールのラテン文字表記と一致しない。これが却下理由か
- マイナンバーカードには法律で収集・保管が制限された番号が載っているため、できれば再提出したくない
- 免許証だけで足りない場合、住民票・保険証・公共料金・銀行明細のどれなら受け付けるか。日本語書類に翻訳は必要か
- KYCは取引前に必須か、出金前だけか。解決するまでチャレンジ口座が止まらないか
返信は翌日でした。
Dear Haruki, Please send us a photo of yourself holding the document for verification. We will process your verification manually. Also, write your first and last name in Latin here: First name: Last name:
6項目聞いたうち、返ってきたのは実質「手動でやるから写真と名前をくれ」だけです。ただ、こちらの詰まりどころには正確に応えていました。
2回目:求められたものを送る
ここで効いたと思うのは、聞かれていないことを先回りして添えた点です。
- First name / Last name をラテン文字で明記
- 免許証には「細野 春貴」と姓が先に書かれている。プロフィールの「Haruki Hosono」は同じ名前を欧米式の順序で書いたもの、という説明。漢字・かな・ローマ字の3表記を並べた
- 住所を英語表記と日本語表記の両方で(追加書類を求められた場合に備えて)
- 撮り直しの申し出。「別の構図・裏面・日付とE8 Marketsを書いたメモ入りが必要ならすぐ撮り直す」と書いておく
3番目の姓名順序の説明は、自動KYCが落ちた原因の最有力候補をこちらから潰しにいく意図です。人間が審査するなら、この一行があるかないかで判断のスピードが変わります。
結果、同じ日のうちに通過しました。
You have been verified. You can start trading now.
実務的な結論
1. 理由なし却下を2回もらったら、再提出をやめてサポートに行く。 自動判定は何度やっても同じ結果です。時間を使うだけ損になります。
2. 問い合わせは英語で、症状と制約を具体的に書く。 「通りません、助けてください」だけだとテンプレ返信が返ってきがちです。「パスポートがない」「免許証にローマ字表記がない」といった相手が知らない前提を渡すと、手動審査という選択肢が出てきます。
3. 用意しておくもの。
| 用意するもの | 備考 |
|---|---|
| 身分証を持った自分の写真 | 今回これが決め手。証明写真ではなく、身分証を手に持った自撮り |
| ラテン文字の姓名 | プロフィール登録と完全一致させる |
| 姓名順序の説明 | 日本式(姓が先)と欧米式(名が先)が同一人物である旨 |
| 住所の英語表記 | 追加書類を求められたとき用 |
4. マイナンバーカードは出さなくても通った。 マイナンバーは法律で収集・保管が制限されています。海外プロップに渡すことに抵抗があるなら、「法的制限があるので出したくない、代替書類は何か」と先に聞くのは有効でした。今回は運転免許証だけで完了しています。
5. KYCが通るまで、そもそも取引を1秒も始められない。 これが今回いちばん重要な点です。購入直後に「Your E8 Pro is Ready to Trade!」というメールが届き、本文には「ログイン情報はE8Xダッシュボードで確認できます」と書かれています。ところが KYCが通るまでダッシュボードに取引口座のパスワードが表示されません。つまりMT5にログインできず、口座は買ったのに完全に着手できない状態になります。
「Ready to Trade(取引準備完了)」というメールの文面とは裏腹に、実際には取引できません。KYCが詰まっている間は、買った日数がそのまま無駄になります。
これで話が変わります。KYCは「出金のときまでに済ませておけばいい手続き」ではなく、買った瞬間から最優先で片付けるべき最初の関門です。今回は却下から通過まで約2日半かかりましたが、この2日半は1トレードもできていません。E8 Pro には期限がないので失格には直結しませんが、土日や指標週をまたぐと体感の損失はもっと大きくなります。
買ったらまずKYC。理由なし却下が2回来たら、その場でサポートへ。 これが結論です。
余談:E8のサポートの速さ
問い合わせから初回返信まで 約27時間、そこから通過まで 約4時間でした。24時間以内とはいかないものの、手動審査に切り替える判断は早く、やりとりも2往復で完結しています。担当者名(Technical support specialist)も署名に入っていました。
当サイトでは E8 Markets についてTrustpilotのレーティングが停止中であること・参加費が返金されないこと・規約に裁量でリスク制限をかけられる条項があることを注意点として挙げていますが、サポートの応答そのものは機能していたというのが今回の実感です。
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この記事を書いた人
ホソノP |プロップファーム攻略の人
自分のお金でチャレンジを買い、出金まで記録して検証しています。記録した出金は Fintokei・Fundora・Funded7 で合計 610万円、The5ers で $4,776(2026年9月時点)。半裁量EA「ELDRA」の作者。