FTMO Futures 完全ガイド|自動売買もVPSも公式に許可、FX大手の先物が2026年9月に開始【2026年9月】
※ 本記事は2026年9月22日に FTMO の公式ページを実ブラウザで直接読んだ結果です。時刻はすべて日本時間で、米国が夏時間の期間を基準にしています。購入前に必ず公式サイトで再確認してください。
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TL;DR:自動売買と VPS の両方を明文で許可する、数少ない先物プロップ
- 2026年9月1日に開始したばかりの新商品。FX/CFD の FTMO とはサイト構造もルールも別系統で、先物専用の FAQ と禁止事項ページがある
- 禁止事項ページに「Automated trading is permitted.」と一文で書いてある。評価もファンドも同じ扱い
- VPS と VPN も明文で許可。先物プロップでここまで書いているのは FundedNext Futures とこの2社だけ。EA を24時間回すなら実はここが一番効く
- 一貫性ルールはファンド段階で消える。評価のみ Growth 40% / Pro 50%
- デイトレ専用。日本時間の翌朝5時10分までに全決済で、残っていると強制決済される
- 月額サブスクリプション。$50K は Growth が月 $119、Pro が月 $139。合格までの月数がそのままコストになる
- 枠あたりは Pro が有利。損失枠 $1,000 あたり Growth 月 $59.5 に対し Pro は月 $46.3
- 市販EAは避けたほうがいい。「固有の戦略」を求めるため、第三者製EAだとファンド口座を拒否される恐れがあると公式が明記
- 日本は一般の除外リストにもライブ口座の除外リストにも入っていない
FTMO Futures とは
FTMO は2015年創業のチェコのプロップファームで、FX/CFD では最大手のひとつです。その FTMO が 2026年9月1日に先物商品を開始しました。
重要なのは、CFD 側と先物側がまったく別系統になっていることです。サイトのナビゲーションが「CFD」と「Futures」の2本立てになり、FAQ も禁止事項ページも規約も別々に用意されています。FAQ の URL は先物側だけ ftr- という接頭辞が付きます。検索から飛ぶと CFD 版に着地することがあるので、URL に futures が入っているか確認してください。
構成は3段階です。
- Evaluation(評価) — 目標を達成してルールを守る
- Sim-Funded — シミュレーション環境のまま出金が発生する
- Live Funded — FTMO の資金による本物の口座。招待制で、申し込むものではなく同社のトレーディング部門の裁量で提供される
自動売買のルール
「Automated trading is permitted.」
先物専用の禁止事項ページに、項目5「Use prohibited automated strategies」としてこう書かれています。
Automated trading is permitted. You must not, however, use any software, artificial intelligence, or automated systems that manipulate, abuse, or provide an unfair advantage when participating in the Evaluation Account or Sim-Funded Account, including high-frequency strategies and latency arbitrage. You are fully responsible for all activity generated by your automated systems, including errors and malfunctions.
禁止されるのは、操作や濫用や不当な優位を狙うもの、高頻度戦略、レイテンシーアービトラージです。自動売買そのものは許可されています。同じページに「これらのルールはすべての口座段階で守る必要がある」とあるので、評価もファンドも同じ扱いです。
先物専用 FAQ も同じ方針を繰り返しています。
Your trading style is up to you. … we have no reasons for limiting or restricting your trading strategy, whether it's discretionary trading, algorithmic trading or EAs.
VPS と VPN も明文で許可
ここが実務上いちばん効きます。
Trading with FTMO while travelling to a different country is allowed. Using a VPN/VPS is also allowed, as long as you do not reside in a country we do not offer our services and you retain sole control over your registration.
条件は2つだけです。サービス提供外の国に居住していないことと、登録の管理を自分で保持していることです。
当サイトが 先物プロップ28社の自動売買ルール を調べたとき、bot が許可されていても VPS が禁止というファームが多いことが分かりました。Topstep・TradeDay・Elite Trader Funding・UProfit・DayTraders は VPS を禁止しています。自宅の PC を点けっぱなしにする運用しか残りません。FTMO はここが開いています。
自分の口座間のコピーも許可
Copy trading across your own accounts is permitted, provided each account independently and fully complies with all applicable rules. Copying does not pool, average, or otherwise modify the individual rule requirements of any account.
他人の口座からのコピーは、シグナル配信でもマスター口座でもコピアーでも、手動でも自動でも禁止です。
市販EAには落とし穴がある
禁止とは書かれていませんが、実質的に使えません。
By using a third-party EA, you risk being denied the Sim-Funded Account, since no copy trading across registrations is allowed and FTMO requires you to use a unique strategy.
同じEAを他の人も使っていると「登録をまたいだコピー」とみなされ、評価に受かってもファンド口座に進めない可能性があるということです。加えて発注数に API 上限があるとも書かれています。高頻度に叩く設計は作り直しが要ります。
つまり 自作EAが前提です。
料金とルール(2026年9月22日実測)
Growth:緩いルールで入りやすい
| サイズ | 月額 | 利益目標 | 最大損失 | 日次損失 | 出金上限 | 一貫性 | 出金間隔 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| $50K | $119 | $3,000 | $2,000 | $1,000 ソフト・ファンドのみ | $2,500 | 40% 評価のみ | 4日 |
| $100K | $169 | $6,000 | $3,500 | $2,000 ソフト・ファンドのみ | $3,000 | 40% 評価のみ | 4日 |
| $150K | $229 | $9,000 | $5,000 | $3,000 ソフト・ファンドのみ | $4,000 | 40% 評価のみ | 4日 |
Pro:枠が広く出金上限も高い
| サイズ | 月額 | 利益目標 | 最大損失 | 日次損失 | 出金上限 | 一貫性 | 出金間隔 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| $50K | $139 | $3,000 | $3,000 | $1,000 ハード | $5,000 | 50% 評価のみ | 5日 |
| $100K | $199 | $6,000 | $4,500 | $1,500 ハード | $6,000 | 50% 評価のみ | 5日 |
| $150K | $269 | $9,000 | $6,000 | $2,000 ハード | $8,000 | 50% 評価のみ | 5日 |
共通の条件
- 分配 90/10・起動費なし・最低取引日数なし・期限なし
- リセットはプランとサイズで違う:Growth $109/$159/$219、Pro $129/$189/$259($50K/$100K/$150K、2026年9月23日確認)。リセットしても請求日は変わらない
- 手数料はミニが片道 $0.50、マイクロが片道 $0.20。取引所手数料と NFA 手数料が別途かかる
- レバレッジの概念はない(先物なので証拠金ベース)
- 評価口座は無制限に買えるが、ファンド口座は同時に3つまで。合計 $450,000
- ニュース取引は可
- プラットフォームは NinjaTrader / Tradovate / TradingView。すべて自動で付与され、同じ認証情報で使える。いつでも切り替え可能
- 初回ログイン時に CME の非プロフェッショナル認証への署名が必要
ドローダウンの仕組み
最大損失は EOD トレーリングで、初期資金に達すると恒久的にロックされます。
- 各取引日の開始時点で、それまでの各取引日の終値ベースの最高残高(または初期資金のどちらか高いほう)から最大損失額を引いた値として計算される
- 確定残高でしか動かないので、日中の含み益で切り上がることがない
- 一度上がったら下がらない
- 初期資金の水準に到達したら、そこで永久に固定される
Apex のような日中トレーリング(含み損益に追随して切り上がる方式)とは別物で、EA 運用者にとってはこちらのほうが素直です。
日次損失は当日開始時点の残高が基準で、日本時間の朝7時(米国夏時間)のセッション開始でリセットされます。最大損失と違い、上がることも下がることもあります。
Growth の日次損失は評価フェーズには存在せず、ファンド段階でのみソフトに効きます(抵触するとポジションが自動で閉じてその日の取引が止まる)。Pro は評価もファンドもハードで、抵触すると口座が終了します。
日本から回すときの時間割
デイトレ専用です。すべてのポジションと未約定の注文を日本時間の翌朝5時10分(米国が冬時間の期間は6時10分)までに閉じる必要があり、残っていると自動で強制決済されます。
米国株価指数先物の主戦場は日本時間の夜22時半から翌朝5時です。つまり 寝ている間に動いて、起きる直前に閉じる という時間割になります。
手動でやると生活が壊れます。だからこそ VPS が明文で許可されていることが効いてきます。VPS 上で決済まで完結させられるなら、この時間割は問題になりません。
出金のルール
- 分配は 90/10
- Growth は 4営業日、Pro は 5営業日の「適格日」が必要。Growth は1日あたり $150 以上、Pro は $200 以上の利益が条件
- Growth は初期資金を超えた利益の 50% まで、Pro は 100% まで出金できる
- 1回あたりの上限は Growth $2,500、Pro $5,000(サイズが大きいと最大 $8,000)
- 最低出金額は $20
- 請求額の50%以上は今回のサイクルで新たに出した利益である必要がある。前のサイクルからの繰り越し分だけでは出せない
- 手段は Wise、Revolut、銀行送金、Visa Direct、Mastercard Send
Live Funded に進むと、一度きりのバッファを解消したあとは日次出金・上限なしになります。ただし市場データ料がかかります(1取引所ぶんは会社負担)。
日本から使えるか
使えます。
- 一般の除外リスト(約100か国)に日本の記載なし
- ライブ口座の除外リスト(41か国)にも日本の記載なし。つまりライブ段階まで進める
- 18歳以上、個人のみ(法人名義は不可)
ただしサイトの UI は英語です。言語切替にチェコ語・スペイン語・イタリア語・ドイツ語・ポルトガル語・ベトナム語・フランス語はありますが日本語はありません。一方でサポートは21言語対応で、日本語が含まれます。
評価
- Trustpilot 4.8 / 52,613件。レーティングの停止はなし
- 公式表示で支払い累計 $650M 超、顧客450万人超、140か国、創業から11年
- なお2025年に FTMO グループは国際ブローカーの OANDA を買収しています。OANDA Prop Trader は終了し、ドメインが FTMO へ転送されています。ただしFTMO Futures の基盤は NinjaTrader と Tradovate で、先物の FAQ・規約・ブログのどこにも OANDA は出てきません
良い点と注意点
良い点
- 自動売買と VPS の両方を明文で許可している数少ない先物プロップ
- 一貫性ルールがファンド段階で消える。長く運用するほど効いてくる
- EOD トレーリングで初期資金ロック。日中の含み益に振り回されない
- 最低取引日数なし・期限なし・ニュース制限なし
- Trustpilot 52,613件という規模と11年の運営実績
注意点
- 月額課金。合格までの月数がそのままコストになる。1か月で抜ければ安いが、4か月かかると買い切り勢の倍以上になる
- デイトレ専用。持ち越しはできない
- ファンド口座は同時3つまで。Apex の20口座などと比べると少ない
- 市販EAは事実上使えない
- Live Funded の規約は非公開。サンプルが欲しければサポートにメールする必要があり、ライブ段階の自動売買ルールは公開されていません
- 手数料が別建て
FAQ
Q. 本当に bot を回していいのですか?
公式の禁止事項ページに「Automated trading is permitted.」と書かれています。禁止されるのは、操作・濫用・不当な優位を狙うもの、高頻度戦略、レイテンシーアービトラージです。評価とファンドで区別はありません。
Q. VPS に置けますか?
置けます。公式FAQが「VPN/VPS is also allowed」と明記しています。条件はサービス提供外の国に居住していないことと、登録の管理を自分で保持していることの2つです。
Q. Growth と Pro はどちらを買うべきですか?
損失枠あたりの単価は Pro が有利です。$50K で Growth は枠 $1,000 あたり月 $59.5、Pro は月 $46.3 です。目標と枠の比率も Growth の1.5倍に対し Pro は1.0倍で楽です。代わりに Pro は日次損失がハードになり、評価の一貫性が 50% に上がります。日次を自分で管理できるなら Pro のほうが合理的です。
Q. 買った EA は使えますか?
やめたほうがいいです。禁止とは書かれていませんが、「固有の戦略」を求めるため、第三者製EAだとファンド口座を拒否される恐れがあると公式FAQが明記しています。自作EAが前提です。
Q. 日本から買えますか?
買えます。一般の除外リストにもライブ口座の除外リストにも日本は入っていません。UI は英語ですが、サポートは日本語に対応しています。
Q. FX 側の FTMO とルールは同じですか?
違います。CFD 側と先物側で FAQ も禁止事項ページも規約も別系統です。たとえば CFD 側は EA の server request を1日2,000件までと数値で制限していますが、先物側に同じ数値の制限はありません。FX 側の感覚で先物を買わないでください。
参考リンク(公式)
- FTMO Futures 商品ページ
- 禁止事項("Automated trading is permitted." の条文)
- 取引目標とルール
- 仕組み(評価 → Sim-Funded → Live Funded)
- FAQ:使える銘柄と戦略
- FAQ:VPN と VPS
- FAQ:対応プラットフォーム
- FAQ:利用できる人
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この記事を書いた人
ホソノP |プロップファーム攻略の人
自分のお金でチャレンジを買い、出金まで記録して検証しています。記録した出金は Fintokei・Fundora・Funded7 で合計 610万円、The5ers で $4,776(2026年9月時点)。半裁量EA「ELDRA」の作者。