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FundingPipsの期待値は?|新ルール(2026年9月28日〜)の6プランを1年シミュレーション。1回1%なら1位は1 Step Flex(日次3%)、2位は2 Step Standard(日次3%)【2026年9月】

公開日: 2026/9/27更新日: 2026/9/28

※ 2026年9月28日以降に買う口座の新ルールで計算しています。既存の口座(旧ルール)とは結果が違います。 新ルールの中身は FundingPips がルールを大幅に緩和 にまとめています。

※ ルールと価格は2026年9月28日に FundingPips の公式チェックアウトと Trading Objectives のページで確認しました。価格は定価($100K)です。

結論

  • 1回1%で張るなら、1位は 1 Step Flex(日次3%) です。実力「中」で1年 +$24,406 でした。2位は 2 Step Standard(日次3%) の +$22,219 です。
  • 1回0.5%か1.5%で張るなら、1 Step Flex(日次2%) がどの実力でも1位です。日次3%より $137 安いぶん上に来ます。ただし1回1%だと、その日に1回負けて−1.05%になった時点で、次に負けると日次2%を超えるので張れなくなります。そのため順位が大きく下がります。
  • 2 Step Standard は日次3%を選んでください。 日次5%より $108 安く、最低取引日数も0日です。この記事の張り方(1日の損失は2.5%で止める)では日次5%の広さを使わないので、全部の条件で日次3%が上でした。
  • 1回1%・実力ゼロ(勝率50%)でプラスになったのは 1 Step Flex の2本だけで、それも +$453 と +$24 です。プランの選び方で勝ちが生まれるわけではありません。
  • 新ルールでは1回のリスク上限と、含み損で警告が付く仕組み(Striking System)がなくなりました。気にするのは日次損失と最大損失だけです。

FundingPipsのプラン($100K 相当・新ルール)

2 Step Standard(日次3%)2 Step Standard(日次5%)2 Step Flex2 Step Pro1 Step Flex(日次2%)1 Step Flex(日次3%)
価格($100K)$544$652$555$466$529$666
目標8%→5%8%→5%10%→8%6%→6%12%12%
日次損失3%5%4%3%2%3%
最大損失10%(静的)10%(静的)12%(静的)6%(静的)12%(静的)12%(静的)
最低取引日数0日3日1日0日なしなし
分配(この記事で使った周期)80%(2週ごと)80%(2週ごと)80%(2週ごと)80%(毎週)80%(2週ごと)80%(2週ごと)
ほかの分配の選び方毎月100%毎月100%利益日3日のあと2週ごと95%/毎月100%毎月100%毎月100%毎月100%
参加費の返金記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし

2 Step Standard と 1 Step Flex は、日次損失の幅を買うときに選びます。日次を広くすると値段が上がります(2 Step Standard は日次5%にすると最低取引日数も3日になります)。

毎月100%の周期は、ベストデイ35%の一貫性ルールと「0.5%以上の利益日×7日」が条件です。この記事では、各プランの標準的な周期(Pro は毎週、ほかは2週ごと)で計算しています。2 Step Flex は利益日3日のあとなら2週ごと95%も選べますが、計算は80%なので、Flex の数字は少し低めに出ています。

新ルールのページには参加費の返金の記載がないので、返金なしで計算しています。旧ルールでは、2 Step Standard だけ4回目の報酬で参加費が戻りました。

最大損失は全プランとも「開始時の口座サイズから固定した静的なライン」で、報酬を受け取ってもラインは上がりません。

ほかのサイズの価格(定価)

サイズ2 Step Standard(日次3%/5%)2 Step Flex2 Step Pro1 Step Flex(日次2%/3%)
$5K$36/$44$39$33$52/$74
$10K$66/$80$70$62$77/$111
$25K$177/$216$188$149$192/$255
$50K$288/$349$299$249$269/$353
$100K$544/$652$555$466$529/$666

2 Step Pro だけ $200K($919)もあります。新規の人はサイトのバナーに出ている FP で10%OFFになります。

シミュレーションの前提

固定したもの

  • 1年(250営業日)・1日最大3トレード・利確と損切りは1:1
  • 1日の損失は全プラン共通で初期残高の2.5%まで(次に負けたら2.5%か会社の日次損失を超える日は、その日はそれ以上張らない)
  • 1回のリスク・含み損・1日の損失は、どれも3%を超えない
  • ロットは初期残高の r% で固定、ポジションは1つずつ
  • コストは1トレードあたりリスクの5%(勝ちは+0.95R、負けは−1.05R)
  • 失格したら同じプランを買い直す、スケーリングなし、出金は各プランの周期ごと(2週ごと=10営業日、毎週=5営業日)、年末に口座に残った利益は数えない
  • 参加費の返金なし
  • 各条件2万回

動かしたもの

  • プラン
  • 実力:勝率 50%(ゼロ)/52%(小)/55%(中)/58%(強)
  • 1回のリスク r(0.5%・1.0%・1.5%)
  • 出金のときに口座へ残す利益の量(プランごとに一番いい量を選んだ)

このモデルに入れていないもの

  • Master(ファンド)口座の重要指標の前後5分に建て・決済した利益の差し引き
  • Master で夜や週末に持ち越すための+10%のアドオン(このモデルは持ち越しを考えていません)
  • 2 Step Flex の2週ごと95%と、毎月100%の周期

期待値の計算式

1トレードの期待値

利確と損切りが1:1で、コストを1トレードあたりリスクの5%(0.05R)とすると、勝ったときは +0.95R、負けたときは −1.05R です。勝率を p とすると、

1トレードの期待値 = p × 0.95R − (1 − p) × 1.05R = (2p − 1.05) × R

実力勝率 p1トレードの期待値
ゼロ50%−0.05R
小52%−0.01R
中55%+0.05R
強58%+0.11R

1年間の期待値

1年間の期待値 = 1年間に受け取る報酬の平均 − 払った参加費の平均

  • 受け取る報酬 = 出金額 × 分配率(全プラン80%)
  • 払った参加費 = 参加費 × 1年間に買った回数(失格するたびに買い直す)

損は「参加費 × 買った回数」で打ち止めになるのに、合格した口座からの報酬には上限がありません。この形なので、1トレードの期待値がわずかにマイナスでも、1年間ではプラスになる組み合わせが出てきます。2つの平均は式では出せないので、ルールどおりに1年間の取引を2万回まわして平均を取りました(モンテカルロ法)。

ドル円での具体例

ドル円のスプレッドと手数料を往復1.5pipsとすると、損切り・利確30pipsでコストがリスクの5%(0.05R)になり、この記事の前提と同じ重さです。$100K で1回1%なら、リスクは$1,000、1ロット(10万通貨)の1pipは約$6.667なので、30pipsの損切りで5ロットです。勝てば手取り+$950、負ければ−$1,050になります。詳しい計算は FTMO・The5ers・Fintokei・Hantec の期待値比較 に書いています。

1回0.5%:1年間の手取り−参加費の平均

実力2 Step Standard(日次3%)2 Step Standard(日次5%)2 Step Flex2 Step Pro1 Step Flex(日次2%)1 Step Flex(日次3%)
ゼロ−$1,437−$1,762−$1,345−$2,022−$1,070−$1,410
小+$32−$197−$522−$144+$477+$241
中+$7,338+$7,190+$4,604+$7,302+$8,194+$8,032
強+$22,005+$21,889+$18,102+$21,833+$23,073+$22,932

1回0.5%なら、1日3回負けても1.575%で日次2%に届きません。同じ中身で $137 安い 1 Step Flex(日次2%)がどの実力でも1位です。

1回1.0%

実力2 Step Standard(日次3%)2 Step Standard(日次5%)2 Step Flex2 Step Pro1 Step Flex(日次2%)1 Step Flex(日次3%)
ゼロ−$689−$1,381−$1,437−$1,909+$453+$24
小+$4,857+$4,316+$2,585+$3,636+$4,802+$6,068
中+$22,219+$21,847+$18,228+$18,822+$18,479+$24,406
強+$50,064+$49,816+$46,086+$46,412+$40,658+$52,560

実力「小」以上では 1 Step Flex(日次3%)が1位、2 Step Standard(日次3%)が2位です(「小」だけは 2 Step Standard の +$4,857 と 1 Step Flex 日次2%の +$4,802 がほぼ並びます)。

1 Step Flex(日次2%)は、1回1%だとその日の損失が−1.05%になった時点で、次に負けると日次2%を超えます。そのためその日はそこで止まり、張れる回数が減ります。実力があるほどこれが効いて、「中」では日次3%より約$5,900低くなりました。

1回1.5%

実力2 Step Standard(日次3%)2 Step Standard(日次5%)2 Step Flex2 Step Pro1 Step Flex(日次2%)1 Step Flex(日次3%)
ゼロ+$2,016+$999+$116+$121+$4,321+$3,476
小+$9,516+$8,576+$6,070+$7,221+$12,421+$11,735
中+$29,211+$28,348+$24,257+$24,220+$33,219+$32,731
強+$59,593+$58,775+$54,751+$54,036+$64,181+$63,843

1回1.5%だと、1回負けた時点で次に負けると1日2.5%を超えるので、どのプランもその日はそこで止まります。日次2%でも3%でも止まる場所が同じなので、安い 1 Step Flex(日次2%)がまた1位です。

旧ルールでは、1回1.5%は 1 Step Flex と 2 Step Standard で含み損の警告に当たりました。新ルールではどのプランでも張れます。

差がつく理由

プラン効いている要素
1 Step Flex1ステップ・最低日数なし・目標12%に対して最大損失も12%。途中で失格しにくく、ファンドに早く届く。日次2%と3%は値段と「1回1%のときに2回負けられるか」だけの差
2 Step Standard目標が8%→5%と軽く、最大損失10%。日次3%なら最低取引日数0日で、日次5%より$108安い
2 Step Flex最大損失12%と広いが、目標も10%→8%と重い。この記事の計算では多くの条件で下位(2週ごと95%を使えば少し上がる)
2 Step Pro一番安く、毎週報酬を出せる。ただし最大損失6%に対して目標が6%×2回で、器に対して目標が重い

2 Step Pro は、目標(6%)が最大損失(6%)と同じ大きさです。1回1%なら6回負け越すと失格なのに、6回勝ち越さないと各フェーズを抜けられません。そのため1回1%では実力「中」で +$18,822 と、2 Step Standard(日次3%)より約$3,400低くなりました。

どれを買うか

あなたの状況おすすめ
1回1%前後で張る1 Step Flex(日次3%)。2ステップがいいなら 2 Step Standard(日次3%)
1回0.5%前後、または1.5%前後で張る1 Step Flex(日次2%)
2 Step Standard を買う日次3%を選ぶ(安く、最低取引日数0日)
参加費をできるだけ抑えたい2 Step Pro($100K $466)。ただし期待値は下位

新規なら FP で10%OFFになります。日次損失の選び方は1回のリスクで変わります。 1回1%前後なら、2回負けても日次に届かない日次3%が要ります。0.5%前後(3回負けても1.575%)や、1回負けたらその日は止める1.5%前後なら、日次2%で足ります。

FAQ

Q. FundingPipsの期待値はプラスですか?

実力「中」(勝率55%・1トレードの期待値+0.05R)なら、どのプラン・どのロットでもプラスでした。1回1%で 1 Step Flex(日次3%)は1年 +$24,406 です。実力ゼロ(勝率50%)では、1回1%でプラスになったのは 1 Step Flex の2本(+$453・+$24)だけで、黒字になる確率は30%と32%でした。プロップの仕組みが負けを参加費で打ち止めにしてくれても、勝率そのものがなければ期待値は残りません。

Q. 新ルールと旧ルール、どちらの口座にこの計算は当てはまりますか?

2026年9月28日以降に買った、新ルールの口座です。すでに持っている口座は旧ルールのままで、1回のリスク上限や含み損の警告(Striking System)が残っています。旧ルールの口座では、1 Step Flex で1回1%以上を張ると警告に当たるので、この表どおりにはなりません。

Q. FundingPipsの参加費は返金されますか?

新ルールのページには返金の記載がないので、この記事は返金なしで計算しています。旧ルールでは 2 Step Standard だけ、4回目の報酬で参加費が戻りました。買う前にチェックアウト画面で確認してください。

Q. 出金すると最大損失のラインは上がりますか?

上がりません。全プランとも最大損失は開始時の口座サイズを基準にした静的なラインで、報酬を受け取っても動きません。出金しないで利益を残しておけば、そのぶん最大損失までの余裕が広がります。

Q. 日次損失はどちらを選べばいいですか?

2 Step Standard は日次3%です。安く、最低取引日数も0日で、この記事のどの条件でも日次5%より上でした。1 Step Flex は、1回1%前後で張るなら日次3%、0.5%前後か1.5%前後なら日次2%です。日次3%が要るのは、1回1%前後で1日に2回負ける日がある張り方のときだけです。

Q. 自分の条件で回したい

シミュレーションのスクリプトと、この記事で使った FundingPips の設定ファイルを公開しています。python sim-prop-ev.py fundingpips.json で同じ表が出ます。価格や分配の周期を書き換えて回せます(Python と numba が必要です)。

関連

出典: FundingPips 公式「Trading Objectives」「チェックアウト」、公式X「CFD's glory days are back」。いずれも2026年9月28日確認。

この記事を書いた人

ホソノP |プロップファーム攻略の人

自分のお金でチャレンジを買い、出金まで記録して検証しています。記録した出金は Fintokei・Fundora・Funded7 で合計 610万円、The5ers で $4,776(2026年9月時点)。半裁量EA「ELDRA」の作者。

プロフィールと出金実績X @hosono_p

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