【2026年7月更新】プロップファーム ルールゆるさランキング 16社比較|『条文のゆるさ』と『裁量リスク』の2軸で評価
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※ プロップファームのルールは頻繁に更新されます。最新の正確なルールは各社公式サイトで必ずご確認ください。(最終更新: 2026年9月27日。Hantec Trader の記載は同日に公式ヘルプで再確認)
2026年7月の更新点
前回(4月)から変わった点を先にまとめます。
- FundedNext / BlueberryFunded / FundedHive / SuperFunded / Forge of Traders の5社を追加しました。 11社 → 16社に拡大
- ⚠️ Forge of Traders は EA・bot・スクリプトが全面禁止(公式FAQで「ハードブリーチ」と明記)。さらに全トレードに40秒の最低保有時間、同時保有ポジションの合計リスク上限が評価2%・ファンド1% と、条文の厳しさは今回の16社で最上位クラスです
- ⚠️ FundingPipsの「Funded段階で含み損1%上限」は誤りでした。 この1%ガイドラインは廃止され、Striking System(4段階警告制)に置き換わっています。2 Step Standardの公式ルールカードには Risk Per Trade Idea = Removed と明記されていました。訂正し、専用セクションで解説しています
- ⚠️ FundingPipsの週末保有は「Zeroのみ禁止」ではありませんでした。 2026年1月29日以降、全4モデルのMaster口座で一時的に不可です(金曜クローズ前に自動決済。ハードブリーチではない)。評価中は従来どおり保有可
- ⚠️ FundingPipsのニュース制限も「Zero以外はなし」ではありませんでした。 Master口座では前後5分に開閉した取引の利益が全額没収されます(5時間以上前に建てた玉は除外)
- ⚠️ 「FundingPips 2026/6/27以降の新ポリシー」をニュース制限と混同していました。 実際は Profit Concentration Policy(単一トレードアイデアが利益目標の60%超→Masterで報酬申請ごとに4利益日が必要)です。以上4点は公式ヘルプの原文で確認済み
- ⚠️ SuperFundedのニュース制限は前後10分。今回の16社で最も長いことが判明しました。当サイトのSuperFundedガイドでは「ニュース取引OK」と記載していましたが誤りで、修正済みです
- ⚠️ FundedNextも「One-Sided Betting」を禁止していることが判明。 一方向ベット禁止は The5ers / Hantec / FundedNext の3社に及びます。もはや例外的な条文ではありません
- ⚠️ BlueberryFundedは2026年3月12日に禁止事項を大幅に緩和。 マーチン・グリッド・オールイン・One-Sided Betting などが、同日以降に購入した口座では禁止解除されました。購入日で適用ルールが変わる珍しいケースです(2026-10-12追記: 2026年10月8日以降に買った合成指数プランだけはマーチン・グリッドが再び禁止)
- FundedHiveが条文ベースで1位。 一貫性ルールなし・ニュース制限なし・スキャル/EA自由。ただし2025年設立で実績が薄い点は別途注意
- 評価軸を2つに分けました。 従来の「条文のゆるさ」に加えて、「裁量リスク(運営の判断でどこまで止められるか)」 を新設。理由は後述しますが、条文が少ないことと、安全であることは同じではないと分かったためです
- 16社すべての規約を精査しました。 裁量条項の有無と文言を各社の公式規約・ヘルプセンターで確認し、裁量リスク一覧にまとめています
- 1位を Lark Funding に変更。 The5ersの公式禁止事項を全項目精査したところ、条文上の制約は従来の記載より多いことが判明しました
- The5ersの記載を修正。 「禁止事項が最も少ない」という前回の記述は不正確でした。実際は 22項目あり、そのほとんどに定量基準がありません
- ⚠️ Lark Funding に「1日/1トレードあたり$10,000の利益上限」があることが判明。 公式ヘルプに明記されています。前回の記事では拾えていませんでした(詳細)
- ⚠️ Hantec も「one-sided bets(一方向のみのベット)」を禁止していることが判明。 この条文を持つのはThe5ersだけではありませんでした
- ⚠️ FundedElite に「任意のタイミングで面談を要求でき、5営業日以内に応じなければ出金を拒否する」条項があることが判明。
- ⚠️ Hantec の3%ルールとニュース制限は「Funded口座のみ」でした。 公式ヘルプを直接確認したところ、評価フェーズには一切の制限がありません。旧記載の「常時3%以下必須」「ニュース前後3分」は評価中にも適用されるように読めたため訂正します。また3%ルールの中身は ファンド口座で含み損の合計(複数ポジション合算)が初期残高の3%に達すると即失格 というものです
- Hantec の「マージン85%集中禁止」ルールは廃止されました。 本記事および当サイトのHantecガイドから該当記述を削除しています
- ⚠️ The5ers にも同じ面談条項があることが判明(利用規約で一次確認)。しかも面談の予約と実施の両方を5営業日以内に完了する必要があり、FundedEliteより厳格な書き方です。これにより The5ers の裁量リスクを「高」→「最高」に引き上げました
- ATFundedを本編ランキングから分離。 2026年6月8日にサービス一時停止のため、記録として巻末に移動
結論:ゆるさランキング(条文ベース)
Funded後(プロ口座)のルールのゆるさで16社をランキング。⚠️は後述の「裁量リスク」に注意が必要なファームです。
| 順位 | ファーム | ゆるさ | 一言 |
|---|---|---|---|
| 🥇 | FundedHive ⚠️ | ★★★★★ | 一貫性なし・ニュース制限なし・スキャル/EA/マーチンOK・週末OK。禁止はヘッジとコピトレのみ。※2025年設立で実績は薄い |
| 🥈 | Lark Funding | ★★★★★ | 週末・ニュース・ヘッジ・スキャル・マーチン全部OK・一貫性なし。ただし1日/1トレード$10,000の利益上限あり |
| 🥉 | The5ers ⚠️ | ★★★★☆ | 一貫性なし・週末OK。ただし禁止22項目・ニュース2分・EAソースコード必須・面談5営業日ルール |
| 4 | Fintokei 🎁 | ★★★★☆ | ニュースOK・週末OK・EA(自作+カスタマイズ市販)OK。3%含み損ルールに注意 |
| 5 | Funded7 🎁 ⚠️ | ★★★★☆ | ニュースOK・週末OK・EA OK。QC一貫性+マーチン禁止 |
| 6 | FundingPips ⚠️ | ★★★★☆ | 評価中は週末・ニュースOK・EA(自作)OK。ただしMaster口座は週末保有が一時停止中・ニュース前後5分は利益没収・Striking System 4回で口座閉鎖 |
| 7 | Alpha Capital Group ⚠️ | ★★☆☆☆ | 完全自動EAは公式に禁止(補助ツールのみ・MT5限定・EX5で事前承認)。Alpha Pro のファンド口座は週末持ち越し不可。2026年7月21日以降の口座は1銘柄の含み損2%($50K未満は3%)で即閉鎖。裁量でレバとロットを絞る Focused Trader Group あり |
| 8 | Hantec Trader ⚠️ | ★★★☆☆ | EA(MT5のチャレンジ系のみ)・週末OK・評価中はニュース/リスク制限なし。Funded後は含み損3%で即失格とニュース3分・one-sided bets禁止 |
| 9 | SuperFunded | ★★★☆☆ | 週末OK・bot可・日次DDが前日終値ベース(含み損を数えない)。ただしニュース前後10分禁止は今回最長 |
| 10 | Fundora | ★★★☆☆ | マーチンOK。EA自作のみ・20秒制限・33%ルール |
| 11 | E8 Markets | ★★★☆☆ | 週末OK(Signatureを除く)・EA OK。全プラン1ステップ。日次DDは当日開始残高が基準 |
| 12 | FundedNext ⚠️ | ★★☆☆☆ | 週末・ニュースOK。ただし禁止17項目・one-sided bets禁止・Quick Strike 30%・$50K以上の口座はEA全面禁止(2026年9月改定) |
| 13 | BlueberryFunded | ★★☆☆☆ | 週末(Flex 1 Step を除く)・EA OK・ASIC規制ブローカー運営。ニュース前後2分(Prime。Flex 1 Step は前後5分・3ストライク)はTP/SL約定でも違反・外部ヘッジはハードブリーチ |
| 14 | FundedElite ⚠️ | ★★☆☆☆ | EA自動売買禁止(公式回答)・1トレード50%リスク上限(Funded)・面談拒否で出金停止条項 |
| 15 | FTMO | ★★☆☆☆ | 老舗だがStandard口座は週末持ち越し禁止・2時間ルール |
| 16 | Forge of Traders ⚠️ | ★☆☆☆☆ | EA・bot全面禁止(手動執行のみ)・40秒の最低保有・合計リスク上限1〜2%・ニュース前後3分。週末保有はアドオン必須 |
※ ATFunded は2026年6月8日にサービス一時停止のためランキング対象外。(記録は巻末に保存)
1位が入れ替わった理由
前回The5ersを1位にしていた根拠は「一貫性ルールなし・週末OK・ニュース2分だけ」でした。これ自体は今も正しいのですが、公式の禁止事項リストを全項目確認したところ22項目あり、その中には以下のような条文も含まれていました。
- Bulk trading(複数トレードの同時建て)
- High-frequency trading(大半の保有時間が数秒以下)
- One-sided bets(一貫して単一方向のポジション)
- Gambling-like speculation(賭博に類する投機)
「複数ポジションを同時に持つこと」が条文上は禁止対象という点は、前回の記事で拾えていませんでした。訂正します。
一方 Lark Funding は週末・ニュース・ヘッジ・スキャル・マーチンがすべてOK、一貫性ルールもなしで、条文ベースではきわめてゆるい構成です。特殊なのはリセット時刻(17:00 EST)と$10,000の利益上限だけ。
そして今回追加した FundedHive がさらにゆるいことが分かりました。
- 一貫性ルールが全チャレンジで存在しない(同社CEOは業界メディアのインタビューで「一貫性ルールはリスク管理の道具ではなく payout trap(出金の罠) だ」と明言しています)
- ニュース取引の制限なし、ゴールドOK、IP制限なし
- スキャルピング・EAとも自由(HFTボットとグリッチ悪用のみ除外)
- 禁止事項は実質 コピートレードとヘッジの2つだけ
- Lark Fundingのような利益上限も確認されていません
よって条文ベースの1位はFundedHiveとしました。ただし2025年設立で実績が薄く、Trustpilotもレーティング停止中(2026年10月確認)で、「ルールがゆるい=安全」ではない点は改めて強調しておきます。この記事が評価軸を2つに分けている理由がまさにここです。
第2の軸:裁量リスク
ここからが今回の新設セクションです。
条文が少ない ≠ 安全 です。むしろ 「曖昧な条文 × 重い罰則 × 判定は運営の裁量」 の組み合わせが最も危険で、これは項目数を数えても見えません。
検証済み:The5ers
公式の Prohibited Trading Practices は22項目。定量基準がある条文はほぼゼロです。
| 条文 | 定量基準 |
|---|---|
| One-sided bets(一貫して単一方向) | なし |
| High-frequency trading(大半が数秒以下) | 「大半」の定義なし |
| Bulk trading(複数同時建て) | 何本からかの記載なし |
| Disproportionate position sizing | 基準値なし |
| Gambling-like speculation | 完全に主観 |
罰則条項は以下のとおりです。
返金または利益は一切処理されず、あなたはThe5ers Fundから永久に追放されます。
猶予や警告は条文に書かれていません。 実際の運用では警告で済んだ事例もありますが(実例はこちら)、それは運営の裁量であって権利ではありません。
さらに 利用規約 には、出金を止められる条項があります。
both the scheduling of the interview and the conduct of the interview itself must take place within five (5) business days from the date of the request
Failure to successfully schedule and complete the interview within this strict timeframe will result in the denial of any pending payouts, immediate cancellation of all associated accounts, and termination of the collaboration
予約と実施の両方を5営業日以内に終わらせる必要があります。出張・入院・時差・技術トラブルで枠を外すと、条文上は保留中の出金が拒否され、全口座が取り消されます。FundedEliteにも同種の条項がありますが、「予約」と「実施」の両方に期限をかけている点でThe5ersのほうが厳格です。
利益についてもこう書かれています。
Any accrued balance of profits or rewards shall be canceled and forfeited, and you waive any future claim against the Company regarding this termination
なお 「ソースコードを所有していないEAの使用禁止」 も条文に含まれるため、市販EAを買ってそのまま回している人は条文上は全員アウトです。
検証済み:Funded7
公式規約に、裁量に関する条項が明記されています。
Provision 1: The Provider reserves the right to deny service to any individual at its sole discretion, at any time, and for any reason.
Provision 14: The Company reserves the right to terminate this agreement at any time and without prior notice if, at its sole discretion, the Client fails to comply with any provision...
Provision 16: All communications between Funded7 and the Client are confidential. ... The Client agrees not to publicly share, reproduce, or selectively present any such communications in a way that misrepresents Funded7's position.
Provision 16(通信の守秘義務)を規約に明記しているファームは珍しいです。トラブル時にサポートとのやり取りを公開する行為が、規約違反として扱われ得ます。
ただし公平に言えば、「for any reason」という広い文言は、"違反していないのに違反認定される"事態を避ける余地にもなります。 違反を認定して利益を没収するのではなく、裁量で提供を終了する(=支払いは行う)という運用が可能だからです。条項の広さは、必ずしもトレーダー不利にだけ働くわけではありません。
検証済み:Lark Funding(1位でも例外ではない)
条文ベースで1位のLark Fundingにも、知らないと困る条項があります。公式ヘルプの Prohibited Trading Strategies から引用します。
The daily and/or per-trade gain limit is set to $10,000. (1日あたり、および/または1トレードあたりの利益上限は$10,000)
利益に上限があります。 これは「ゆるさランキング1位」の評価と矛盾はしませんが(禁止行為ではなく上限設定のため)、大きな口座で一撃を狙う運用とは相性が悪いので必ず把握しておいてください。前回の記事では拾えていませんでした。
罰則側の裁量条項はこうです。
the Company reserves the right to immediately close your account. Such closure may include the forfeiture of any fees owed to you by the Company, at the Company's sole discretion.
一方で評価できる点もあります。他社が「gambling(賭博的取引)」としか書かない禁止条項に、Lark Fundingは定義を与えています。
all-or-nothing trading refers to a style of trading where a trader could breach, or come close to breaching, the drawdown limits in a single trade
「1トレードでDD上限に到達しかねない張り方」というDD基準の定義があるので、トレーダー側で守れます。前述の「定量基準の有無」という観点では優秀な書き方です。
検証済み:その他の主要条項
各社の公式規約・ヘルプセンターで確認した、押さえておくべき文言です。
FundingPips — 終了条項が最も広い部類です。
FundingPips may terminate or suspend access immediately, without prior notice or liability, for any reason whatsoever.
禁止戦略リストに 「toxic trading flow(有害な注文フロー)」「churning and burning」 といった定義のない用語が含まれる点にも注意が必要です。
ただし公平に見ると、ヘルプセンター側の運用ルールは16社の中でもかなり具体的です。Striking Systemは「1.2%で警告・4回で閉鎖」、Risk Per Trade Ideaは「$50K以上は2%」、Profit Concentration Policyは「目標の60%超」と、いずれも自分で監視できる数値になっています。「トレードアイデア」の定義(同一銘柄・同一方向の複数ポジション+損切り後10分以内の再エントリー)まで明文化しているのは珍しい部類です。さらにルール変更には 「2026年1月29日から」「2026年6月27日以降に作成された口座」 のように適用日が併記されており、いつ何が変わったか追跡できます。規約(T&C)は広く、運用ルールは具体的という二面性のあるファームです。
Hantec Trader — The5ersと同じく「one-sided bets」を明記しています。
Prohibited trading includes trading in a way that establishes justified concerns that the provider might suffer financial or other harm as a result of the customer's activities (such as overleveraging, overexposure, one-sided bets, account rolling).
「当社が財務的その他の損害を被る懸念が生じる取引」という包括条項である点が重要です。加えてスキャル判定時には、口座停止だけでなく 「利益の調整・減額・剥奪」 が可能と規定されています。
E8 Markets — 罰則の裁量が広い一方、HFTの定義は数値で明示されています。
E8 may, at its sole discretion: suspend or terminate your account, invalidate your performance data and deny any pending or future rewards...
HFT strategies are restricted, requiring at least 50% of trades to stay open for one minute.
「50%以上のトレードを1分以上保有」は自分で監視できる基準です。ただし「過度に攻撃的、またはギャンブル的と判断される取引スタイル」という曖昧条項も併存します。
FundedElite — 16社中で最も裁量が広いと判断しました。
Funded Elite reserves the right to terminate the Live Account and this Agreement at its sole discretion, with or without cause.
Funded Elite reserves the right, at its sole discretion, to require any User to participate in a mandatory verification interview at any stage... failure to attend such interview within five business days will result in the denial of any pending payouts, immediate cancellation of all associated accounts, and termination of the relationship.
「理由の有無を問わず(with or without cause)」終了できるという文言に加え、任意のタイミングで面談を要求でき、5営業日以内に応じなければ保留中の出金を拒否できるという条項があります。出金審査を止める手段として機能し得ます。
なお同社は2026年7月時点で Trustpilotのレーティングが一時停止中(規約違反=やらせレビュー削除)でもあります。
FundedNext — 禁止事項は 17項目と多いのですが、定量基準を併記している点は評価できます。
Quick Strike Rule: A Quick Strike percentage of 30% or higher constitutes a violation. (30%以上で違反。違反時は取引サイクル終了時に口座終了、Quick Strike利益は全額没収)
One-Sided Betting is a gambling-like trading behavior where a trader takes concentrated directional exposure, opens multiple trades in the same direction, or enters reactive positions.
Hyperactivity(過活動)も「3回目で口座ブリーチ」と段階が明示されています。一方で「Gambling Behavior」「All in One Trading」といった主観的な条文も併存し、罰則は「口座終了・報酬拒否・永久BAN」です。
BlueberryFunded — ハードブリーチとソフトブリーチを明示的に区別している数少ないファームです。軽微・初回の違反はリスクチームからの警告で済み、出金審査で違反が確定した場合は「そのサイクルの出金権を失う」と段階が定義されています。
ただしハードブリーチ側(即時閉鎖・出金拒否)には 「toxic order flow(有害な注文フロー)」「bad-faith trading(不誠実な取引)」 という定義のない用語が含まれます。運営元がASIC規制のBlueberry Markets である点は、他の新興ファームにない安心材料です。
FundedHive — 2025年設立で、そもそも公開されている条文が少ないのが特徴です。禁止事項はコピートレードとヘッジが中心で、一貫性・ニュース・スキャル・EAの制限がありません。
条文が少ないことは「ゆるい」と同時に 「書かれていないことが多い=判断材料が少ない」 ことも意味します。Trustpilotはレーティング停止中(2026年10月確認)で、トラブル時の実際の対応が読めません。ルールのゆるさで選ぶなら最有力、実績で選ぶなら見送りという位置づけです。
SuperFunded — 禁止戦略はHFT・ティックスキャル・グリッド・マーチンゲール・レイテンシ/リバースアービトラージ・データフィード操作・口座運用代行と、業界標準的な内容で曖昧語が少なめです。同社は「すべてのルールを事前に公開し、未開示の条件で口座を無効化したことはない」という透明性を掲げています(自社の主張)。
最大の注意点はルールの曖昧さではなく ニュース前後10分という長い禁止窓 です。指標をまたぐ運用では、この20分間に決済が発生しないかを必ず確認してください。
Alpha Capital Group — 禁止戦略に該当した場合は口座停止+出金不可ですが、裁量条項の多くはサイト運営やコンテンツに関するもので、トレード判定への包括的裁量条項は目立ちません。16社の中では中程度です。
Fundora — 複数口座保有ルールの違反を禁止取引と同等に扱う規定があり、失格・プロ口座付与の拒否・報酬の不払いが定められています。30日間取引がないと失格になる点も要注意です。
裁量リスク一覧(全16社)
| ファーム | 検証 | 裁量リスク | 根拠となる条文 |
|---|---|---|---|
| FundedElite | ⚠️ 抜粋 | 最高 | 「with or without cause」で終了可/面談拒否で出金停止/違反時は保留報酬全没収・永久BAN・返金なし |
| The5ers | ✅ 一次資料 | 最高 | 禁止22項目にほぼ定量基準なし/罰則は永久BAN・利益没収/面談を5営業日以内に予約+実施しないと出金拒否・全口座取消 |
| FundingPips | ✅ 一次資料 | 高 | 「for any reason whatsoever」で予告なく即時終了可/「toxic trading flow」等の未定義用語/一方でヘルプ側はStriking System 1.2%・4回、Risk Per Trade Idea 2%/3%、60%ルールと定量基準が明示され、変更も日付付きで公開。規約は広く、運用ルールは具体的という二面性 |
| Hantec Trader | ⚠️ 抜粋 | 中〜高 | 「当社が損害を被る懸念が生じる取引」という包括条項/one-sided bets 明記/利益の減額・剥奪が可能 |
| FundedHive | ⚠️ 部分 | 中〜高 | 条文が少なく判断材料に乏しい/2025年設立・Trustpilotはレーティング停止中で実運用が読めない |
| FundedNext | ⚠️ 抜粋 | 中 | 禁止17項目に主観的条文あり/ただしQuick Strike 30%・Hyperactivity 3回など定量基準を併記している点は健全 |
| E8 Markets | ⚠️ 抜粋 | 中〜高 | 裁量で「実績データを無効化し保留中・将来の報酬を拒否」可/「ギャンブル的」条項あり |
| Funded7 🎁 | ✅ 一次資料 | 中〜高 | 「for any reason」で提供拒否可/通信の守秘義務(Provision 16) |
| Lark Funding | ✅ 一次資料 | 中 | 裁量で即時閉鎖+支払い予定金の没収可/ただし禁止条項に定義がある分は健全 |
| BlueberryFunded | ⚠️ 抜粋 | 中 | ハード/ソフトブリーチを明示区別し初回は警告/ただし「toxic order flow」等の未定義語あり/ASIC規制ブローカー運営 |
| SuperFunded | ⚠️ 抜粋 | 低〜中 | 禁止戦略は業界標準的で曖昧語が少ない/「全ルールを事前公開」を掲げる(自社主張) |
| Alpha Capital | ⚠️ 抜粋 | 中 | 禁止戦略該当で口座停止・出金不可。包括的な裁量条項は目立たない |
| Fundora | ⚠️ 部分 | 中 | 複数口座違反を禁止取引と同等に扱う/失格・報酬不払いを規定 |
| Fintokei 🎁 | ⚠️ 部分 | 低〜中 | 3%ルールは警告累積の段階制で、基準が数値で明示されている |
| FTMO | ⚠️ 部分 | 低 | 日2,000注文など数値で明示された条文が多い |
| Forge of Traders | ⚠️ 部分 | 中〜高 | 禁止事項は40秒・合計1〜2%・3ポジまでと数値は明確/一方で2025年設立・Trustpilot 3.2/38件(2026年10月)と実績が薄く、取引プラットフォーム名が公式サイトに非公開。週末アドオンの価格も比較表とアドオン欄で食い違う |
検証レベルの凡例:✅一次資料=公式規約/ヘルプの原文を直接取得して確認。⚠️抜粋=公式規約の該当箇所を確認(原文全体の通読は未了)。⚠️部分=一部条項のみ確認。
この表の読み方:「裁量リスクが高い=危ない会社」ではありません。The5ersは10年運営で累計$43M超を支払ってきた実績があります。平時は何も起きません。 問題になるのは、会社が支払いを絞りたい局面に入ったときに、曖昧な条文がそのまま拒否の根拠として機能してしまう点です。
判断材料としては The5ers のイエローカードを解除した(2026年9月) も参照してください。
全社に共通すること
16社すべてに、程度の差はあれ「自社の裁量で終了できる」条項があります。 これは業界標準であり、特定のファームが悪質という話ではありません。
したがって実務上の結論は「裁量条項のないファームを探す」ではなく、「裁量が発動する前に出金を完了させる」 になります。残高を口座に置いたままにする期間が長いほど、裁量条項に晒される時間が伸びます。
定量基準の有無で見る「安心度」
同じ「禁止」でも、書き方によってトレーダー側の防御可能性がまったく違います。
| 書き方 | 例 | 防御可能性 |
|---|---|---|
| 数値で明示 | 「3分未満の決済の純利益が全体の30%未満まで」(Hantec)、「日2,000注文まで」(FTMO) | 高(自分で監視できる) |
| 条件付きで明示 | 「含み損が残高の3%超で違反」(Fintokei) | 高 |
| 曖昧 | 「大半の保有時間が数秒以下」(The5ers) | 低 |
| 完全に主観 | 「賭博に類する投機」(The5ers)、「for any reason」(Funded7) | なし |
ルールが多いファームより、ルールが曖昧なファームのほうが危険というのが今回の結論です。Hantecの「3分30%ルール」は面倒ですが、面倒な代わりに自分で守れます。
項目別比較
週末・オーバーナイト持ち越し
| ファーム | 週末 | オーバーナイト |
|---|---|---|
| Fintokei 🎁 | ✅ OK | ✅ OK |
| Funded7 🎁 | ✅ OK | ✅ OK |
| The5ers | ✅ OK | ✅ OK |
| Hantec | ✅ OK(Instant系は金曜23:45までに全決済) | ✅ OK |
| Fundora | ✅ 全銘柄ロールオーバーOK | ✅ OK |
| FundingPips | ⚠️ 評価中OK / Masterは一時停止中 | ✅ OK |
| Alpha Capital | ✅ OK | ✅ OK |
| E8 Markets | ✅ OK | ✅ OK |
| FundedElite | ⚠️ 要公式確認 | ⚠️ 要公式確認 |
| Lark Funding | ✅ OK | ✅ OK |
| FundedHive | ✅ OK | ✅ OK |
| FundedNext | ✅ OK | ✅ OK |
| BlueberryFunded | ⚠️ OK(Flex 1 Step は不可) | ✅ OK |
| SuperFunded | ✅ OK | ✅ OK(ギャップ注意の警告あり) |
| FTMO | ❌ Standard口座は禁止 | ⚠️ 2時間超のロールオーバー禁止 |
| Forge of Traders | ❌ アドオン購入時のみ可(Swing Trading・+30%) | ✅ OK |
FTMOだけ明確に週末持ち越しNG(Standard口座)。Swing口座なら免除されますが追加費用あり。prop-memo.comのCME祝日 自動決済機能で持ち越し対策が可能です。
FundingPipsの補足:2026年1月29日から、1 Step Flex / 2 Step Standard / 2 Step Flex / 2 Step Pro の全Master口座で週末保有が一時的に不可になっています。金曜クローズ前に未決済の建玉はシステムが自動決済し、ハードブリーチにはなりません(Zeroのみ即口座終了)。評価フェーズでは全銘柄で保有可、暗号資産は評価中のみ保有可です。「一時的」と明記されているため、解除の可能性がある点も含めて公式を確認してください。
ニュース取引制限
| ファーム | 制限 | 違反時の処分 |
|---|---|---|
| Fintokei 🎁 | ✅ 制限なし | — |
| Funded7 🎁 | ✅ 制限なし | — |
| Fundora | ✅ 制限なし | —(スリッページ補償なし注意) |
| Lark Funding | ✅ 制限なし | — |
| FundedHive | ✅ 制限なし | —(公式に「ニュース制限なし」と明記) |
| FundedNext | ✅ 制限なし | — |
| FundingPips | ⚠️ 評価中は制限なし / Masterは前後5分 | ソフト: Master口座で前後5分に開閉した取引は利益を全額没収(5時間以上前に建てた玉は対象外)。評価中も「意図的なニューストレード」は口座閉鎖。Zeroは前後10分の保有・開閉すべてハードブリーチ |
| Alpha Capital | ⚠️ プラン依存 | 一部プランで重要指標前後5分制限 |
| The5ers | ⚠️ 前後2分 | ソフト: 該当トレードの利益を口座から差し引き。繰り返すと警告→口座停止 |
| FTMO | ⚠️ 前後2分 | ハード: SL/TPが制限時間内に発動した場合、口座契約違反→口座閉鎖の可能性 |
| E8 Markets | ⚠️ 前後5分 | E8 One の Performance 段階のみ前後5分。E8 Pro・E8 Signature は制限なし |
| Hantec | ⚠️ Funded後のみ前後3分 | 評価フェーズは制限なし。Funded口座(Instant Funding を含む)では赤フォルダ指標の前後3分に新規・決済とも不可。Instant24 は制限なし |
| SuperFunded | ❌ 前後10分 | 発表前後10分は新規・決済とも不可。発表前に建てたポジションの保有は可で、窓が明けてから決済する運用 |
| BlueberryFunded | ❌ 前後2分(Prime)/ 前後5分(Flex 1 Step) | ハード寄り: 新規・決済とも禁止。指値の約定・TP/SLの約定も違反に含まれる。Flex 1 Step は3ストライク制。1-Step・Instant Elite は高インパクト指標の取引不可(2026年10月確認) |
| FundedElite | ⚠️ 要公式確認 | 公式情報限定 |
| Forge of Traders | ❌ 前後3分 | ハード寄り: 新規・決済とも禁止。SL/TPの約定も違反。Swing Tradingアドオン購入で解禁 |
ここが重要: FTMOとBlueberryFundedはニュース違反がハードブリーチ(口座閉鎖・出金拒否)になるリスクがある。とくにBlueberryFundedはTP/SLが指標発表の前後2分(Flex 1 Step は5分)に刺さっただけでも違反扱いになるため、指標をまたぐポジションを持つ運用とは相性が悪いです。The5ersはソフトブリーチ(利益没収/ポジション閉鎖だが口座は維持)。
NFP発表の前後に持っているポジションのSLやTPが刺さるだけで違反になるFTMOは特に注意。意図的なニューストレードでなくても引っかかる可能性があります。
EA(自動売買)
| ファーム | 市販EA | 自作EA | ソースコード | 制限・注意点 |
|---|---|---|---|---|
| FTMO | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | 同じEAを多数が使うと資金配分ルール($40万上限)に抵触するリスク。日2,000注文/同時200ポジション制限 |
| Fintokei 🎁 | ⚠️ カスタマイズすればOK | ✅ OK | 不要 | 未改変の市販EA(買ってそのまま使う)は禁止。自分のパラメータ・ロジックで個別設定すればOK |
| The5ers | ❌ ソースコード必須 | ✅ OK | 必須 | ソースコードを所持していないEAは禁止。他人と同じトレードになるEAも禁止。ステルスSL禁止 |
| Funded7 🎁 | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | 規約上は "automated software" が広く禁止と読めるが、禁止の主語は「不当な優位性を与える/インフラを操作する」もの。実運用ではEA可 |
| Hantec | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | MT5のチャレンジ系(Express/Enhanced/EnhancedX/Endurance)のみ可。第三者製EAは既定値や広く出回った設定のままでは不可、同じEA戦略を複数口座・複数人で使うのも不可、「チャレンジ突破用」EAも不可。1つのEA/戦略あたり$400Kまで。Instant系(Instant Funding / Instant Lite / Instant24)はEA・bot全面禁止 |
| Fundora | ❌ 自作のみ | ✅ OK | 提出義務あり | ソースコードの提出を求められる場合あり。コピートレード型EA禁止 |
| FundingPips | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | HFT・アービトラージ・レイテンシートレード禁止。コピトレはFundingPips内の自分口座間のみ |
| Alpha Capital | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | 他社とのコピートレード禁止。HFT禁止 |
| E8 Markets | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | 他社口座からのコピートレード禁止。アービトラージ・レイテンシー禁止 |
| FundedElite | ❌ 禁止 | ❌ 禁止 | - | EA自動売買は禁止(公式サポート回答・2026年7月)。SL/TP注文の付与程度の補助ツールのみ許可 |
| Lark Funding | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | ヘッジOK・禁止戦略なければEA可 |
| FundedHive | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | HFTボット・グリッチ悪用でなければOK。MT4/MT5非対応(cTrader / HiveTrader のみ) |
| BlueberryFunded | ⚠️ 利用可だが注意 | ✅ OK | 不要 | HFT・ティックスキャル型は禁止(ハードブリーチ) |
| SuperFunded | ⚠️ 要確認 | ⚠️ 要確認 | 不要 | プラットフォーム移行によりMT5のEA非対応との情報あり。一方 TradeLocker API経由のbotは当サイトで実運用を確認済み(Pythonトラッカー) |
| FundedNext | ❌ $50K以上は禁止 | ⚠️ $50K未満のみ(別途課金) | 不要 | 2026年9月9日改定:$50,000以上の口座はチャレンジ・Fundedとも完全手動のみ。EA・bot・自動化ツール不可。 EAが使えるのは$50K未満のMT4/MT5口座で、別途 usage fee。cTrader・Match-Traderは全面不可。詳細は速報記事 |
| Forge of Traders | ❌ 禁止 | ❌ 禁止 | - | EA・bot・スクリプトは全面禁止=ハードブリーチ(公式FAQに明記)。「Manual Execution Only」で全エントリー・決済を手動執行する必要あり |
EA選びのポイント:
- 市販EAをそのまま使いたい → FTMOが最も寛容(ただし多数利用時の資金配分リスクあり)
- 市販EAをカスタマイズして使いたい → Fintokeiが明確にOKと公言
- 自作EAのみ許可 → The5ers(ソースコード所持必須)、Fundora(提出義務あり)
- EA自体が禁止 → FundedElite と Forge of Traders の2社。他14社はいずれも条件付きでEA利用可
市販EA勢の注意:The5ersの「ソースコード所持必須」は口頭のガイドラインではなく公式の禁止事項リストに明記された条文です。ここは他社より明確に厳しいので、購入したEAをそのまま回す運用なら別のファームを選んでください。
スキャルピング制限
| ファーム | 制限 |
|---|---|
| FTMO | ✅ 制限なし |
| The5ers | ⚠️ 「大半が数秒以下」でHFT判定(定量基準なし) |
| Alpha Capital | ✅ 制限なし |
| E8 Markets | ✅ 制限なし |
| Lark Funding | ✅ 制限なし |
| FundedHive | ✅ 制限なし(公式に「スキャル完全許可」と明記) |
| Fintokei 🎁 | ⚠️ ティックスキャル禁止 |
| Funded7 🎁 | ⚠️ ティックスキャル禁止 |
| FundingPips | ⚠️ ティックスキャル禁止・HFT禁止 |
| FundedElite | ⚠️ 要公式確認 |
| Fundora | ⚠️ 20秒未満の決済禁止 |
| SuperFunded | ⚠️ ティックスキャル禁止(通常のスキャルは可) |
| BlueberryFunded | ⚠️ ティックスキャル禁止(数秒保有・極小値幅狙い)=ハードブリーチ |
| FundedNext | ❌ ティックスキャル禁止+Quick Strike 30%ルール |
| Hantec | ❌ 3分未満で決済した取引の純利益が全体の30%以上で該当 |
| Forge of Traders | ❌ 全トレードに40秒の最低保有(SL・TP・部分決済も対象)=ハードブリーチ |
Hantecの3分ルールはゴールドスキャルパーに要注意。「3分未満で決済した取引の純利益が、期間の純利益全体の30%以上」になると該当し、利益の調整・削除、取引の制限、口座停止は会社の裁量です。
前回からの変更:The5ersを「✅ ほぼなし」から「⚠️」に修正しました。条文は「大半の保有時間が数秒以下のHFT」を禁止していますが、「大半」の定義がないため、高回転の手法は判定リスクを負います。Fundoraの「20秒未満禁止」のほうが厳しく見えて、実は基準が明確な分だけ守りやすいという逆転が起きます。
一貫性ルール(Consistency Rule)
| ファーム | 一貫性ルール | 詳細 |
|---|---|---|
| The5ers | ✅ なし | 完全自由 |
| Lark Funding | ✅ なし | 一貫性ルールなし |
| FundedHive | ✅ なし | 全チャレンジで一貫性ルールなし。CEOが「payout trap」と公言 |
| BlueberryFunded | ✅ 実質なし | 最低3取引日(各0.5%利益)のみ |
| SuperFunded | ✅ 確認できず | 公開情報に一貫性ルールの記載なし(最低取引日数4日) |
| FTMO (2-Step) | ✅ なし | Consistency Metricは表示のみ、出金に影響なし |
| Hantec (Enhanced) | ✅ なし | Express・Endurance もなし。EnhancedXのみ35%ルール(日末エクイティ基準・Funded後の出金にも適用。2026年9月に45%から変更)。Instant Lite は出金時20%、Instant24 は1トレードの利益が総利益の15%以下 |
| E8 Markets (1-Step) | ✅ なし | Performance段階で40%(E8 One)/ 35%(E8 Signature)/ E8 Pro はなし |
| FundingPips | ⚠️ 実質あり | 従来型の一貫性ルールはなし。ただしProfit Concentration Policy: 評価中に単一トレードアイデアが利益目標の60%超だと、Master到達後に報酬申請ごとに4回の利益日(各0.5%以上)が必要になる。2026/6/27以降作成の$25K以上の評価口座が対象(合格自体は妨げない) |
| Funded7 🎁 | ⚠️ OREF Rule 1(出金時審査) | ポジションサイズ:想定元本が MIN(中央値×2.5, Q3+1.5×IQR) を1件でも超えると出金保留(ロットが揃うほど上限が縮む)。決済10件+3取引日、QC=(2位+3位)÷1位 ≥ 0.90。違反ではなく利益没収なし(実例) |
| FTMO (1-Step) | ⚠️ あり | Best Day ≤ 全利益日合計の50% |
| Fundora (Pro) | ⚠️ あり | Best Day ≤ 33%(出金時に判定) |
| Alpha Capital | ⚠️ Funded | 40% Best Day ルール(Funded後のみ) |
| FundedElite | ⚠️ 要公式確認 | 公式情報限定 |
| FundedNext | ⚠️ あり | プランにより 15〜40%。95%スプリットのOn-Demand報酬では40%ルールが適用 |
| Fintokei 🎁 | ⚠️ 条件付き | 通常はなし。3%リスクルール違反の警告3回以上で許容リスク1%に制限、6回以上で全口座に制限適用 |
| Forge of Traders | ⚠️ 1フェーズのみ | 1-Phase(Single-Phase Forge)に一貫性スコア50%。Instant・2フェーズ・3フェーズには記載なし |
Fintokeiの補足: 2026年4月15日よりVaR計算が廃止され「3%ルール」に簡素化。ポジション保有中の含み損が口座残高の3%を超えると違反。警告累積で制限が段階的に強化されます(3回→許容リスク1%、6回→全口座制限、10回→サービス終了)。日次DD(5%/3%)は従来通り継続。
一貫性ルールは「出金時に効く」 のが厄介な点です。評価中は何も言われず、出金申請の段階で「Best Dayが超過しています」と止められる設計になっているファームがあります。詳しくは 一貫性ルール完全解説 を参照してください。
マーチンゲール・ナンピン
| ファーム | マーチン | ヘッジ(同一口座) |
|---|---|---|
| Fundora | ✅ OK | ✅ OK |
| Lark Funding | ✅ OK | ✅ OK |
| E8 Markets | ✅ OK | ✅ OK |
| FundedHive | ✅ OK | ❌ 禁止 |
| Fintokei 🎁 | ✅ OK | ✅ OK(複数口座間は禁止) |
| The5ers | ⚠️ 明確に禁止せず | ⚠️ 逆裁定禁止 |
| FTMO | ⚠️ 実質NG(ロットの極端な変動禁止) | ✅ OK |
| Alpha Capital | ⚠️ 明記なし | ✅ OK |
| FundingPips | ⚠️ 明記なし | ✅ OK |
| FundedElite | ⚠️ 要公式確認 | ⚠️ 要公式確認 |
| Hantec | ⚠️ 名指しなし(Overleveraging / Overexposure / One-sided bets 条項の裁量判定) | ✅ OK(リバースヘッジ・他人の口座とのグループ取引は禁止) |
| BlueberryFunded | ❌ 禁止(同一ペアで含み損5ポジ同時保有)※2026/3/12以降購入の口座は解除(合成指数プランは2026/10/8以降の購入分で再び禁止) | ✅ 同一口座のみOK(口座間・ユーザー間はハードブリーチ) |
| FundedNext | ✅ マーチンは公式に許可(グリッドは禁止・2026年10月確認) | ⚠️ グループヘッジ禁止 |
| SuperFunded | ❌ 禁止(グリッドも禁止) | ⚠️ グループヘッジ禁止 |
| Funded7 🎁 | ❌ 禁止(ロット倍増で損失回復する行為) | ❌ 複数口座間は禁止 |
| Forge of Traders | ❌ グリッド禁止・1銘柄3ポジまで(4本目からレイヤリング違反) | ⚠️ 他社間ヘッジ禁止(同一口座内は明記なし) |
DD条件
| ファーム | 日次DD | 最大DD | 方式 |
|---|---|---|---|
| FTMO | 5% | 10% | 静的 |
| The5ers | 5% | 10% | 静的(初期残高基準) |
| Hantec | 5%(Enhanced) | 10%(Enhanced) | 静的。ただしEnhanced・Express は初回出金で最大損失が初期残高に固定。EnhancedX・Endurance(日次4%/最大8%の静的)は出金しても動かない |
| Fundora | 5% | 10% | 静的 |
| Fintokei 🎁 | 5% | 10%(ProTrader) | 静的 |
| Funded7 🎁 | 4-5% | 8-10% | プログラムによる |
| FundingPips | 3-5% | 5-10% | max(Balance,Equity)基準。2 Step Standardは日次5%/最大10%の静的、Zeroのみ日次3%/最大5%トレーリング |
| Alpha Capital | 3-5% | 4-10% | max(Balance,Equity)基準 |
| E8 Markets | 5% | 5-8% | Balance基準(特殊) |
| FundedElite | 3-5% | 6-8% | 静的(※フルカスタム型のため選択可) |
| Lark Funding | 5% (Pro 3%) | 5-10% | 静的・17:00 EST リセット |
| FundedHive | 5% | 10% | 静的(Classic) |
| FundedNext | 5% | 6-10% | プランによる(Stellar 1-Stepは最大6%) |
| BlueberryFunded | 4-5% | 6-10% | 静的(Primeは日次4%) |
| SuperFunded | 5% | 10% | 日次は前日終値(EOD)残高基準・含み損を数えない/最大は初期残高基準の静的 |
| Forge of Traders | 4-5% | 9-10% | 日次は前日終値(EOD)残高基準(21:00 UTCリセット)/最大は初期残高固定の静的。ファンド口座は+10%到達でDD下限が初期残高へ一度だけ移動(Equity Lock) |
DDタイプの違いは ドローダウン完全解説 を参照。
1トレードあたりのリスク制限
「1%ルール」は各社で適用のされ方がかなり違います。
| ファーム | リスク制限 | 内容 |
|---|---|---|
| FTMO | ✅ 推奨のみ | 1〜1.5%推奨だが強制ではない。ギャンブル的取引は監視対象 |
| The5ers | ✅ 明示的な制限なし | ただし「不均衡なポジションサイズ」「過大なエクスポージャー」が条文にあり、基準は非公開 |
| E8 Markets | ✅ 制限なし | 1〜1.5%推奨程度、明示的な%上限なし |
| Funded7 🎁 | ⚠️ 3段階制限 | 単一ポジション/相関バケット/ポートフォリオの3段階リスク制限。SLリスクとATR統計リスクの大きい方で判定 |
| Alpha Capital | ⚠️ ロット上限 | Funded後の銘柄毎最大ロット数制限($100K=40lots等)・%ベースではない |
| FundingPips | ⚠️ Master警告制 | 1%上限は廃止→Striking System。2 Step StandardのMaster($25K超)で、1トレードアイデアの含み損が1.2%到達で警告1回(回復しても消えない)。2回で分配半減・3回で20%・4回で口座閉鎖、警告が付いたアイデアの利益は没収。評価中は無制限。Risk Per Trade Idea(3%/2%)が残るのは2 Step FlexとZeroのみ |
| Lark Funding | ⚠️ ロット上限 | 最大オープンロット数制限(SLをBE以上に移動した建玉は除外) |
| FundedElite | ⚠️ Funded 50%上限 | Funded段階のみ 1トレード(同一銘柄グループ)で日次DDの50%まで。例:日次5%なら1トレード2.5%上限 |
| Hantec | ❌ Funded後のみ含み損3%で即失格 | 評価フェーズは制限なし。ファンド口座では含み損の合計(複数ポジション合算)が初期残高の3% に達した時点でハードブリーチ(Instant Lite・Instant24 は1%)。別に、1トレード3%超のリスク(建玉中・決済済みとも。Instant Lite は1%)を常習すると、レバが下がる Risk Management Group の対象(公式ヘルプ 2026/9/27時点)。※マージン85%ルールは廃止済み |
| Fundora | ❌ 1%上限 | 1トレードの損失が残高の1%超で警告。相関ポジションの累積リスクも監視 |
| Fintokei 🎁 | ❌ 3%上限 | 2026/4/15〜VaR廃止。ポジション保有中の含み損が口座残高の3%超で違反。警告3回→1%制限、6回→全口座制限、10回→サービス終了 |
| Forge of Traders | ❌ 合計1〜2%上限 | 同時保有ポジションの合計リスクが評価2%・ファンド1%を超えると違反。含み損だけでなく同じタイミングで保有していた確定損も合算。ファンド口座は自動ハードブリーチ |
要注意: Fundoraの1%ルールとFintokeiの3%ルールは「一発退場」ではなく「警告→繰り返すとペナルティ」方式。Fintokeiは警告10回でサービス終了になるため実質的な強制ルールです。
FundingPipsのStriking Systemも同じ警告制ですが、猶予は4回しかありません。 仕組みが独特で誤解しやすいので、次に単独で解説します。
FundingPipsの「Striking System」とは何か
2026-10-12追記: FundingPips は2026年9月28日以降に購入した口座(Zero を除く)で、1トレードアイデアのリスク上限・ストライク制・利益集中ポリシーを廃止しました。以下は9月27日以前に購入した口座のルールです。詳しくは 速報記事。
一言でいうと、含み損が一定ラインに触れた「トレードアイデア」にストライク(警告)が1つ付き、累積4つで口座が閉鎖される段階制のペナルティです。野球の三振に似ていますが、4ストライク制で、しかもイニングをまたいでもカウントがリセットされません。
通常のDDルールと何が違うか
日次DD・最大DDは 口座全体 の残高や含み損で判定します。Striking Systemは違って、個別のトレードアイデア単位 で判定します。
つまり 口座全体としてはDDに余裕があっても、1つのアイデアが規定ラインまで沈んだだけでストライクが付きます。 ここが最大の落とし穴で、「DDには全然余裕があったのに警告が来た」という事態が起こります。
発動条件
| 対象 | しきい値 |
|---|---|
| 2 Step Standard の Master($25,000超) | 1トレードアイデアの合計含み損 1.2% |
| 1 Step Flex の Master(全口座サイズ) | 同 1.0%(より狭い) |
| 評価フェーズ(Phase 1 / Phase 2) | 対象外(無制限) |
「トレードアイデア」の定義がキモ
他社の「1トレード」より 束ねる範囲がかなり広いです。
- 同一銘柄・同一方向の複数ポジションは、まとめて1つのアイデアとして合算
- 負けトレードを決済してから10分以内の同方向の再エントリーも、同じアイデアとして合算
後者が特に厄介です。損切りした直後に入り直すと、前のトレードの損失を引き継いだ状態でカウントが続きます。
ペナルティの段階
| ストライク | 結果 |
|---|---|
| 1回目 | 警告。そのアイデアが出した利益は報酬に算入されず、決済時に差し引かれる |
| 2回目 | 利益分配が半減 |
| 3回目 | 利益分配が 20% まで低下 |
| 4回目 | 口座閉鎖 |
特に注意すべき3つの性質
- 回復してもストライクは消えない。 一瞬 -1.2% に触れた後にプラス転換しても、記録は残ります
- 口座の生涯にわたって累積し、報酬サイクルをまたいでもリセットされない。 「今月はリセットされる」という救済はありません
- 強制決済されない。 損切りさせられるわけではないので、気づかないまま次のストライクを踏みに行けてしまいます
引っかかりやすい手法
- EAで同方向に積む運用(グリッド・ナンピン系)→ 全部1アイデアに合算される
- 損切り直後の入り直し → 10分ルールで前の損失を引き継ぐ
- 分割エントリーで平均取得単価を下げる手法 → 同上
- 含み損を許容して戻りを待つスイング → 1.2%は意外と浅い
実務的な対策
- 1アイデアあたりの合計含み損が 1.0%(Flexなら0.9%)に達する前に切る設計にしておく。しきい値ちょうどを狙わない
- 同方向の追加エントリーは、前のアイデアの決済から 10分以上空ける
- 自分の「アイデア単位の最大含み損」が実際どこまで行っているかを把握する。EA収支トラッカー で約定履歴を記録しておけば、後から検証できます
FundingPips自体は規約の裁量条項が広い一方、こうした運用ルールは数値と段階が明示されています。 裁量リスクの節で「規約は広く、運用ルールは具体的」という二面性を指摘したのは、この点です。守るべき線が数字で見えている以上、設計に落とし込めば防げるルールではあります。
トレードスタイル別おすすめ
ゴールドスキャルパー
→ ルール面では FTMO or Lark Funding。両社ともスキャル制限なし。FTMOは週末クローズ必須なのでprop-memo.comのCME祝日自動決済と併用推奨。The5ersは前回推奨していましたが、HFT条文に定量基準がないため高回転手法には推奨しません。
ただしゴールドスキャルは「ルールが通ること」と「勝てること」が別問題です。 読者の方から「FTMOの取引コストでゴールドスキャは結構きつい」という声をいただきました。まさにその通りで、この記事はルールしか評価していません。詳しくは次のセクションを読んでください。
スイングトレーダー
→ The5ers or Fintokei。週末持ち越しOK+一貫性なし(通常)+ニュース制限は2分だけ。保有時間が長い手法なら、The5ersの曖昧条文(HFT・bulk trading)にも触れにくく、相性が良いです。
EA運用
→ FTMO or Fintokei。FTMOはEA制限が最も緩い(日2,000リクエスト以内)。Fintokeiは市販EAでもカスタマイズすれば利用可。The5ersはソースコード所持が条文上の必須要件なので、市販EA勢は避けてください。
コツコツ安定型
→ Funded7 or Fintokei。普通にトレードしていれば引っかかるルールがほぼありません。
マーチン・ナンピン派
→ Fundora or Fintokei。両社ともマーチンゲール許可。ただし日次DD 5%は変わらないのでリスク管理必須。
何も考えたくない人
→ Lark Funding。週末・ニュース・ヘッジ・スキャル・マーチンすべてOKで一貫性ルールもなし。リセット時刻が17:00 EST(日本時間 翌6:00 / 夏時間)である点だけ覚えてください。
※ 前回はこの枠をThe5ersにしていましたが、禁止事項22項目の存在を踏まえて変更しました。
一方向のみのbot・戦略を回す人
→ The5ers・Hantec・FundedNext は避ける。3社とも 「One-sided bets(一方向のみのベット)」を条文で明記しています。BlueberryFundedも2026年3月11日以前に購入した口座には同じ禁止が適用されます(3月12日以降購入分は解除)。The5ersでは実際に警告が出た事例があります(詳細)。
買い専・売り専のロジックを回すなら、この条文を持たないファームを選ぶか、両方向にポジションが出る設計に変更してください。なお他社も「gambling」「all-or-nothing」といった曖昧条項で同種の指摘は可能なので、どこでも安全とは言えません。
この記事が評価していないもの:取引コスト
💬 読者の方から:「FTMOの取引コストでゴールドスキャは結構きついです🥲」
このコメントは、この記事の構造的な穴を正確に突いています。 ここまでの16社ランキングは ルールのゆるさしか見ていません。ルールが通ることと、そのファームで勝てることは別の話です。
なぜスキャルではコストが支配的になるか
ゴールド(XAUUSD)で計算するとはっきりします。1ロット=100オンスなので、価格が $0.10(=1pips)動くと損益は$10。
| 項目 | 例 |
|---|---|
| スプレッド | 1.5pips |
| 往復コミッション $6/ロット | 0.6pips相当 |
| 往復の実効コスト | 約2.1pips |
これを狙い幅と比べます。
| 狙い幅 | コスト比率 |
|---|---|
| 100pips(スイング) | 2.1% |
| 30pips(デイトレ) | 7% |
| 10pips(スキャル) | 21% |
| 5pips(ティック寄り) | 42% |
同じコストでも、回転数が上がるほど利益に対する比率が跳ね上がります。 スイングなら誤差でも、10pips狙いのスキャルでは勝率とRRを丸ごと食い潰す水準になります。「ルールはゆるいのに勝てない」の正体はたいていこれです。
さらにゴールドは 指標発表時にスプレッドが大きく開く(NFPで15pips級に広がるという報告もあります)ため、平常時の数字だけ見て設計すると、実運用で崩れます。
FTMOについての補足
公平を期すと、第三者のスプレッド計測ではFTMOのゴールドは低い部類とされることが多く、「FTMOだけが高い」わけではありません。ただし、
- スプレッドとは別にコミッションがかかる(合計で見ないと比較にならない)
- 指標時の拡大は避けられない
- 週末クローズ必須+2時間ルールがあるため、コストを取り返す前に決済を強いられる場面がある
これらが重なると、回転数の多いゴールドスキャルでは体感が重くなる——という読者の指摘は妥当だと考えています。
結論:コストは自分で実測してください
各社の「0.1pips〜」といった宣伝値はベストケースの提示であって、あなたの取引時間帯・銘柄・ロットでの実効コストとは別物です。
実測の手順はシンプルです。
- 自分が実際に売買する時間帯で、同じ銘柄のスプレッドを数日記録する
- コミッションをpips換算して足す(ゴールドなら往復$6 ≒ 0.6pips)
- 平常時と指標前後の両方を測る
- 狙い幅で割ってコスト比率を出す
当サイトの EA収支トラッカー はMT4/MT5の約定履歴を自動記録するので、実際に約定した価格ベースでの実効コストを後から検証できます。宣伝値ではなく自分の履歴で判断してください。
なお、スプレッドの狭さを前面に出しているファームとしては Funded7(USD/JPY・EUR/USDで0.1〜0.3pips を公称)などがありますが、これも公称値です。 鵜呑みにせず上の手順で確認することをおすすめします。
特殊ルール一覧
知らないと踏むやつをまとめました。
| ファーム | 特殊ルール |
|---|---|
| FTMO | Standard口座で2時間超のロールオーバー持ち越し禁止。週末クローズ必須。EA日2,000リクエスト制限 |
| Fintokei 🎁 | 3%リスクルール: ポジション保有中の含み損が残高の3%超で違反(2026/4/15〜VaR廃止)。警告3回→1%制限、6回→全口座制限、10回→サービス終了。AU200は2026/5/1で取り扱い終了 |
| Fundora | 1トレード1%リスク制限。20秒以内の決済禁止。EA自作証明(ソースコード提出あり)。複数口座は保有可(合計6000万円まで)だが口座間ヘッジは禁止、上限違反は禁止取引と同等に扱われる |
| Hantec | 評価フェーズはニュース・オープンリスクとも無制限。Funded口座のみ「含み損の合計が初期残高の3%で即失格」「赤フォルダ指標の前後3分」が適用。Enhanced・Express(と Instant Funding / Instant Lite)は初回出金時に最大損失が初期残高にロックされるため出金額はバッファを残して設定する(EnhancedX・Endurance は出金しても動かない)。30日間取引がないとハードブリーチ。3分未満で決済した純利益が全体の30%以上で該当。対応プラットフォームはMT5のみ、合算上限は$400K。one-sided bets(一方向のみのベット)を条文で禁止。スキャル判定時は口座停止だけでなく利益の減額・剥奪が可能 |
| Funded7 🎁 | ティックスキャル禁止(Rule 3:15秒未満2%超/30秒未満3%超)。OREF Rule 1(サイズ一貫性 MIN(中央値×2.5, Q3+1.5×IQR)・QC 0.90)で出金保留あり。3段階ポジションリスク制限(ATRベース)。最大200オーダー制限。規約Provision 16で通信の守秘義務あり |
| The5ers | 面談条項:要求から5営業日以内に予約と実施の両方を完了しないと、保留中の出金拒否・全口座取消・関係終了。禁止事項22項目(うち定量基準ありはごく一部)。EA使用時はソースコード所持必須。ステルスSL禁止。複数トレードの同時建て(bulk trading)が条文上は禁止。30日間取引なしで口座期限切れ。ニュース前後2分 |
| FundingPips | Striking System: Master($25K超)で1トレードアイデアの含み損1.2%到達ごとに警告、4回で口座閉鎖(警告は生涯累積・リセットなし)。Master口座は週末保有が一時停止中(2026/1/29〜、金曜自動決済・ブリーチではない)。Masterのニュース前後5分は利益没収。Profit Concentration Policy(単一アイデアが目標の60%超→Masterで報酬ごとに4利益日)。Zeroのみ含み損1%上限+ニュース前後10分+週末保有がハードブリーチ。Hot Seatスケーリングで最大$2M到達可能 |
| Alpha Capital | Funded口座に最大ロット数制限($100K=40lots等)。40% Best Day ルール(Funded後)。プランによってはニュース前後5分制限あり |
| E8 Markets | 日次DDは当日の開始残高が基準。ニュース制限は E8 One の Performance 段階のみ前後5分。Best Day ルールは Performance 段階で One 40%・Signature 35%・Pro はなし。規約に「禁止行為を検知したら1トレードアイデアあたり1%までリスクを制限できる」という裁量条項あり |
| FundedElite | EA自動売買は禁止(公式サポート回答2026年7月)。Funded段階で1トレードの最大リスク=日次DDの50%まで。口座タイプ・利益目標・最大損失・レバレッジ・分配率を自分で選ぶフルカスタム型のため、上表の数値は代表構成の目安。対応プラットフォームはMT5 / Match-Traderのみ。任意の段階で面談を要求でき、5営業日以内に応じないと保留中の出金が拒否される条項あり。2026年7月時点でTrustpilotのレーティングが一時停止中 |
| FundedHive | 一貫性ルール・ニュース制限・IP制限がすべてなし。MT4/MT5非対応(cTrader / HiveTrader)。ブロックチェーン決済で出金60秒以内(遅延時$1,000補償を掲示)。2025年設立 |
| FundedNext | 禁止17項目。Quick Strike 30%ルール(違反でサイクル終了時に口座終了+当該利益全額没収)。Hyperactivity 3回目で口座ブリーチ。one-sided bets禁止。一貫性はプランにより15〜40%。EA・VPSに usage feeの記載あり(有料チャレンジの扱いは不明瞭) |
| BlueberryFunded | 購入日でルールが変わる:2026年3月12日以降に購入した口座では、マーチン/グリッド・オールイン・ポジションスタッキング・過度なスキャル・One-Sided Betting の禁止が解除(ただし2026年10月8日以降に買った合成指数プランはマーチン・グリッド禁止)。Flex 1 Step は週末持ち越し不可。ニュース前後2分(Flex 1 Step は5分・3ストライク)は指値・TP/SLの約定でも違反。外部ヘッジ・全アービトラージはハードブリーチ。Trustpilotは規約違反レビュー削除に伴い一時停止中 |
| SuperFunded | ニュース前後10分は取引不可(今回の16社で最長)。ただし発表前に建てた玉の保有は可。日次DDが前日終値(EOD)残高基準で、含み損はカウントしない(他社と大きく違う有利な仕様)。最低取引日数4日。マーチン・グリッド禁止 |
| Lark Funding | 1日/1トレードあたりの利益上限が$10,000(公式ヘルプに明記)。リセット時刻が17:00 EST (22:00 UTC) の特殊仕様。最大オープンロット数制限(SLをBE以上に移動した建玉は除外)。ヘッジ・ニュース・週末保有すべてOKの珍しい"完全フリー"系だが、1トレードでDD上限に迫る張り方は「all-or-nothing」として禁止 |
| Forge of Traders | EA・bot・スクリプトが全面禁止(ハードブリーチ・手動執行のみ)。全トレードに40秒の最低保有(SL/TP/部分決済も対象)。同時保有の合計リスク上限が評価2%・ファンド1%。1銘柄のレイヤリングは3ポジまで。重要指標前後3分は新規・決済とも禁止。週末保有はSwing Tradingアドオンの購入が必須。ファンド口座は30日放置でブリーチ。+10%到達でEquity Lock。取引プラットフォーム名が公式サイトに記載なし |
最も踏みやすい地雷:
- FTMO: 金曜にゴールドを持ったまま寝落ち → 即違反
- Fintokei: ポジション保有中の含み損が残高の3%超 → 警告累積 → 1%制限・最悪サービス終了
- Hantec: ゴールドで3分未満の利確が続く → 3分未満の純利益が全体の30%以上で利益の削除・口座停止の対象
- Hantec: チャレンジと同じロットのままファンド口座で回す → 含み損の合計が初期残高の3%で即失格
- The5ers / Hantec: 買い専・売り専のbotを回し続ける → one-sided bets で警告
- The5ers / FundedElite: 面談要求のメールを見落とす → 5営業日で出金拒否・口座取消。出金申請中は迷惑メールフォルダまで毎日確認する
- Lark Funding: 大きな口座で一撃を狙う → $10,000の利益上限に頭を打つ
- FundedElite: 出金申請後に面談を要求される → 5営業日以内に応じないと出金拒否
- SuperFunded: 指標をまたいでポジションを持ち、発表後10分以内にTP/SLが刺さる → 違反の可能性
- BlueberryFunded: ニュース前後2分(Flex 1 Step は5分)にTP/SLが約定するだけで違反
- FundedNext: 単発の大勝ちで Quick Strike 30% を超える → サイクル終了時に口座終了+その利益は全額没収
- Fundora: 20秒以内の決済 → スキャル系EAは設定要確認
- Forge of Traders: EAを1回でも動かす → ハードブリーチで即失格(手動執行のみ)
- Forge of Traders: SL/TPが建てて40秒以内に刺さる → 最低保有時間違反
- FundingPips: Masterで含み損が一瞬 -1.2% に触れる → 回復しても警告は消えず、4回で口座閉鎖
- FundingPips: 金曜に建玉を残す → Masterでは自動決済(2026/1/29〜の一時措置)。ブリーチではないが、意図しない決済で戦略が崩れる
ATFunded(停止前のルール記録)
ATFundedは2026年6月8日にサービス一時停止を発表しました(新規チャレンジ購入不可)。以下は停止前のルールの記録です。経緯と返金・出金対応は まとめ記事 を参照してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 週末・オーバーナイト | ✅ OK |
| ニュース | ❌ 前後5分禁止(段階制:利益差し引き+警告、同一フェーズ3回目でブリーチ) |
| EA | ❌ 実質禁止(他人と同じEAはコピートレード判定)。ティックスキャル/HFT禁止 |
| スキャル | ⚠️ ティックスキャル禁止 |
| 一貫性 | ⚠️ Best Day ≤ 現在利益の50%(Funded後) |
| DD | 日次4% / 最大8-10%(プログラムによりトレイリング) |
| 特殊 | 出金には最低5回のCore Trade必要(最大ロットの50%以上のサイズ) |
この記事の限界
正直に書いておきます。
- 検証の深さは社ごとに違います。 公式規約・ヘルプの原文を直接取得できたのは The5ers / Funded7 / Lark Funding / FundingPips の4社です。他7社は公式規約の該当箇所を確認していますが、原文全体の通読は済んでいません。裁量リスク表の「検証」列に明記しました
- FundingPipsは2026年7月28日にヘルプセンター原文を再取得し、記載を全面的に差し替えました(前回は403で取得できず、二次情報に依拠していたため誤りが混入していました)。取得したのは Risk Per Trade Idea / 2 Step Standard / FundingPips Zero / News Trading & Weekend Holding の4ページです
- E8 Markets・BlueberryFunded の規約/ヘルプページは直接取得できず(404・403・リダイレクト)、公開されている引用に依拠しています。原文が取得でき次第、差し替えます
- Hantec Trader は2026年9月27日に公式ヘルプセンターで再確認し、表の記載を差し替えました(旧ルールページは404で、ルールはヘルプセンターに移っています)。裁量条項の引用部分は従来の抜粋のままです
- SuperFunded の一貫性ルールは「なし」と断定できていません。 公開情報に記載が見当たらないだけで、存在しない証明ではありません
- FundedNext の EA usage fee は、有料チャレンジに適用されるかが公式ドキュメントで不明瞭です。購入前にサポートへ書面で確認してください
- 取引コスト(スプレッド・コミッション・指標時の拡大)は評価対象に含めていません。 ランキングはあくまでルールのゆるさです。とくにスキャル系ではコストが成績を支配するため、必ず自分で実測してください
- Fundora は日本語の利用規約全文を確認できていません。判定は暫定です
- 各社のルールは予告なく変更されます。特に「運用の厳しさ」は条文が変わらなくても変わります
- 本記事は公式サイトの記載と実際の運用事例に基づきますが、個別の判定を保証するものではありません
関連リンク
今回の刷新の根拠になった記事
- ⚠️ The5ersから『One-Sided Bets』警告が届いた実話 — 禁止22項目の全リストと実際の警告メール
- 🟢 The5ers のイエローカードを解除した — 2026年9月25日に解除。残る面談条項と禁止事項
- 7️⃣ Funded7 完全ガイド2026 — 規約の裁量条項(Provision 1/8/14/16)解説
ファーム別ガイド
- Lark Funding 完全ガイド
- FundedHive 完全ガイド
- FundedNext 完全ガイド
- BlueberryFunded 完全ガイド
- SuperFunded 完全ガイド
- Forge of Traders 完全ガイド
- The5ers 完全ガイド
- Fintokei 完全ガイド 🎁
- Funded7 完全ガイド 🎁
- FundingPips 完全ガイド
- Alpha Capital Group 完全ガイド
- Hantec Trader 完全ガイド
- Fundora 完全ガイド
- E8 Markets 完全ガイド
- FundedElite 完全ガイド
- FTMO 完全ガイド
- ATFunded 完全ガイド(⚠️停止中)
その他
この記事を書いた人
ホソノP |プロップファーム攻略の人
自分のお金でチャレンジを買い、出金まで記録して検証しています。記録した出金は Fintokei・Fundora・Funded7 で合計 610万円、The5ers で $4,776(2026年9月時点)。半裁量EA「ELDRA」の作者。