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複数チャレンジを同時保有するならどこ?スイング/デイトレ別のファーム選び【2026年8月】

公開日: 2026/8/4更新日: 2026/9/27

※ ルールは頻繁に変わります。購入前に各社公式で必ずご確認ください。(2026年8月4日時点)

結論

スイング(数日〜数週間保有)

順位ファーム理由
🥇Fintokei 🎁週末保有OK・ニュース制限なし・一貫性なし。同一ファーム内の複数口座も可
🥈Lark Funding週末・ニュース・ヘッジ全部OK・一貫性なし。ただし$10,000の利益上限
🥉Funded7 🎁週末・ニュースOK。円建てで管理が楽

デイトレ(当日決済)

順位ファーム理由
🥇FundingPips同一ファーム内の自分の口座間コピーが明示的に許可されている唯一の選択肢
🥈SuperFunded日次DDが前日終値ベースで含み損を数えない。日中の振れに強い
🥉FTMO週末持ち越し禁止がデイトレなら無関係。EA制限が最も緩い

理由は以下で説明します。1口座のときとは選定基準が変わります。

複数保有では、判断軸が3つ増える

軸1:同一ファーム内で同じ手法を回せるか

これが最大の分岐点です。複数口座で同じロジックを走らせると、多くのファームで「コピートレード」と判定されます。

ファーム自分の口座間のコピー
FundingPips✅ 明示的にOK(FundingPips内の自分の口座間のみ)
Fintokei 🎁⚠️ 同一取引のコピーは禁止。パラメータを変えれば可
Fundora⚠️ 保有は可(合計6000万円まで)だが口座間ヘッジは禁止
Hantec⚠️ 保有は可(合計$400Kまで)だが口座間ヘッジは禁止。EAは同じ戦略を複数口座で使えない
The5ers❌ 「取引の協調・コピートレード」「事業者横断の協調取引」を禁止
FundedNext❌ コピトレ・グループヘッジ禁止
BlueberryFunded❌ 口座間・ユーザー間のヘッジはハードブリーチ
Lark Funding❌ グループヘッジ厳禁
Forge of Traders❌ シグナル・ミラー禁止+共有IP/端末も検知対象

同じEAを複数口座に撒きたいなら、事実上 FundingPips 一択です。他社でやるなら、口座ごとにパラメータ・銘柄・時間帯を変えて「別の手法」に見える状態を作る必要があります。

考え方の詳細は 複数口座は『全ミラー』より『ローテーション分散』 にまとめています。

軸2:1口座の違反が、他の口座に波及するか

ここが見落とされがちで、いちばん高くつきます。

ファーム波及の仕方
Fintokei 🎁3%ルール違反の警告が6回で全口座に制限、10回でサービス終了。警告は口座をまたいで累積
The5ers規約違反で「The5ers Fundから永久に追放」=全口座が一度に消える
FundedNext違反時は「口座終了・報酬拒否・永久BAN」
FundedElite面談に5営業日以内に応じないと「すべての関連口座を即時取消」
Forge of Traders共有IP/端末を「無許可の口座運用」として検知

1口座に$150を投じているつもりが、実は全口座を賭けているというのが複数保有の実態です。

とくに Fintokei は警告カウントが口座単位ではなく全体なので、口座数を増やすほど警告到達が早まります。ゆるさランキングでは上位ですが、複数保有では警告の管理コストが上がる点は理解しておいてください。

軸3:合計資金の上限

複数口座を増やしていくと、ファーム側の上限に頭を打ちます。

ファーム合計上限
FundingPips$2M(Hot Seatスケーリング)
Hantec Trader$400K(Instant口座は同時1つ、Instant24は別枠で3つまで)
Fundora6000万円
FTMO$40万(同じEAを多数が使うと資金配分ルールに抵触)
Lark Funding明示上限はないが1日/1トレード$10,000の利益上限

Lark Fundingの利益上限は「資金の上限」ではありませんが、複数口座で同時に大きく取りに行く運用とは相性が悪いので同じ枠で見ておくべきです。

スイング向け:週末と含み損に耐えられるか

スイングで複数口座を回すなら、見るべきは保有中に効くルールです。

足切り条件

① 週末保有ができるか

ファーム週末保有
Fintokei 🎁 / Lark / Funded7 / The5ers / SuperFunded✅ OK
FundingPips❌ Master口座は一時停止中(2026/1/29〜・金曜自動決済)
FTMO❌ Standard口座は禁止
Forge of Traders⚠️ アドオン購入が必須(+30%)

デイトレ最適の FundingPips が、スイングでは週末保有停止中という理由で脱落します。ここが両者で推奨が入れ替わる最大の理由です。

② 含み損ベースの制限があるか

スイングは含み損を抱える時間が長いので、これが直撃します。

ファーム含み損の制限
Fintokei 🎁❌ 3%(警告制。段階的に厳しくなる)
FundingPips❌ Master口座で 1.2%到達ごとに警告、4回で口座閉鎖
Hantec❌ Funded後のみ、含み損の合計が初期残高の3%で即失格(複数ポジ合算。Instant Lite・Instant24は1%)
Forge of Traders❌ 同時保有の合計リスクが評価2% / Funded1%
Lark Funding✅ 明示的な含み損制限なし
The5ers✅ 明示的な制限なし(ただし条文は曖昧)

Lark Funding がスイングで強い理由がここです。 含み損の上限が無く、週末もニュースもヘッジも自由。$10,000の利益上限だけ受け入れられるなら、複数口座を寝かせる運用に最も向いています。

スイングで必ず踏む地雷:30日ルール

これは当サイトで実際に踏みました。 ポジションを持ちっぱなしにしていると、決済が発生しないので「最終トレード日」が更新されません。30日無取引で失格になるファームでは、保有中なのに失格カウントが進みます。

  • Hantec / Forge of Traders:30日間トレードがないとハードブリーチ
  • The5ers:30日取引なしで口座期限切れ

複数口座を持つと、動かしていない口座から順に死んでいきます。当サイトの EA収支トラッカー は最終トレード日を口座ごとに記録するので、放置口座の検知に使えます。

デイトレ向け:回転数とコストが効く

デイトレで複数口座を回すなら、判断軸が入れ替わります。週末保有は不要になり、代わりに日中の制約が効きます。

足切り条件

① 日次DDの計算方式

複数口座で同じ相場を取りに行くと、同じ日に全口座が同時に沈みます。日次DDの方式が生死を分けます。

ファーム日次DDの基準
SuperFunded✅ 前日終値(EOD)残高基準・含み損を数えない
Forge of Traders✅ EOD残高基準(21:00 UTCリセット)
FundingPips / Alpha Capital⚠️ max(Balance, Equity)基準
E8 Markets⚠️ 当日開始残高が基準
FTMO / The5ers / Fintokei⚠️ 静的

SuperFunded の「含み損を数えない」は、デイトレの複数口座運用ではかなり効きます。 日中に一時的に沈んでも、決済しなければ日次DD違反にならないためです。

② 最低保有時間

回転数を上げるほど効きます。

ファーム制限
Forge of Traders❌ 40秒(SL/TP/部分決済もすべて対象)
Fundora❌ 20秒未満の決済禁止
Hantec❌ 3分未満で決済した取引の純利益が、期間の純利益全体の30%以上になると対象
FTMO / Lark / FundingPips✅ 実質制限なし(ティックスキャルのみNG)

③ 取引コスト

複数口座では、コストが口座数だけ倍になります。 1口座なら誤差でも、5口座で同じ手法を回せば5倍のコストが乗ります。

ゴールドで1ロット、往復コスト2.1pips(スプレッド1.5+コミッション0.6相当)、狙い幅10pipsなら利益の21%がコスト。これが口座数ぶん積み上がります。

計算方法は ルールゆるさランキング16社比較 の該当セクションにまとめました。宣伝値ではなく自分の約定履歴で実測してください。

分散すべきか、集中すべきか

カウンターパーティリスクの観点では、複数ファームへの分散が正解です。

同一ファームに集中すると、

  • 軸2の波及リスク(1違反で全口座消滅)をまともに受ける
  • そのファームが停止・廃業したら全滅する(ATFundedの実例)
  • 合計上限に早く到達する

一方で分散すると、

  • ルールを社数ぶん覚える必要がある(これが事故の原因になる)
  • 管理コストが上がる

実務的な折衷案は「2〜3社に分けて、社内では手法を変える」 です。同一社内で同じEAを撒くのは FundingPips 以外では避け、社をまたぐコピーはほぼ全社で禁止なので絶対にやらないでください。

実務:口座が増えたら管理が最大のリスクになる

口座が5つを超えると、ルール違反より管理ミスで落とすほうが多くなります。

  • どの口座がどのファームの、どのルールだったか分からなくなる
  • 30日ルールの期限が口座ごとにバラバラ
  • 含み損の警告が何回目か把握していない

当サイトの EA収支トラッカー はMT4/MT5にEAを置くだけで全口座の残高・損益・最終トレード日を自動記録し、合算成績と口座ごとの成績を両方見られます。「Funded口座のみ」フィルタで本番口座だけの成績も出せます。

FAQ

Q. 同じEAを複数口座で回してもいいですか?

同一ファーム内では、FundingPipsのみ「自分の口座間のコピー」を明示的に許可しています。他社では「コピートレード」「グループヘッジ」「取引の協調」として禁止されているケースが大半です。他社をまたぐコピーはほぼ全社で禁止なので、絶対に避けてください。

Q. 何口座くらいまで持つべきですか?

明確な正解はありませんが、管理できる数が上限です。口座が増えるほどルール違反より管理ミスで落とす割合が上がります。30日ルール・含み損の警告回数・出金申請の面談要求など、期限のあるものを全口座ぶん追える範囲に留めてください。

Q. スイングとデイトレで同じファームを使い分けてもいいですか?

同一ファーム内で手法を分けるのは、むしろ推奨されます。同じロジックを撒くとコピー判定されるためです。ただし FundedNextは「評価とFundedで手法を変えること」自体を禁止しているので、そちらは注意してください。

Q. 一番安全な組み合わせは?

カウンターパーティリスクを最優先するなら、運営歴と支払い実績が長いファームを軸に2〜3社へ分散することです。ルールのゆるさだけで新興ファームに集中させるのは、ゆるさ≠安全の典型的な失敗パターンです。

Q. 複数口座で同じ日に全部沈んだらどうなりますか?

各口座で独立に日次DD判定されるため、同時に全滅する可能性があります。これを避けるには、口座ごとに銘柄・時間帯・方向を変えるか、日次DDが含み損を数えない方式(SuperFunded・Forge of Traders)を選ぶことになります。

まとめ

  • 複数保有では判断軸が3つ増える:①社内コピーの可否 ②違反の波及 ③合計上限
  • 同じEAを複数口座で回すなら FundingPips 一択(社内コピーを明示許可)
  • スイングなら Lark Funding / Fintokei:週末保有と含み損制限の有無で決まる
  • デイトレなら FundingPips / SuperFunded:日次DDの計算方式とコストで決まる
  • 最大の敵は管理ミス。30日ルールと警告回数は口座数ぶん増える

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この記事を書いた人

ホソノP |プロップファーム攻略の人

自分のお金でチャレンジを買い、出金まで記録して検証しています。記録した出金は Fintokei・Fundora・Funded7 で合計 610万円、The5ers で $4,776(2026年9月時点)。半裁量EA「ELDRA」の作者。

プロフィールと出金実績X @hosono_p

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