Funded7 完全ガイド2026|全7プラン比較・出金の実際・規約の『裁量条項』の読み方
※ プロップファームのルール・料金は頻繁に更新されます。最新情報は Funded7公式サイト および 当サイトのFunded7ガイド をご確認ください。(2026年7月26日時点)
結論:スペックは強い。規約は読んでおけ
Funded7は2025年6月設立、UAE拠点の新興プロップファームです。1年で日本人ユーザーを大きく伸ばしました。
- 強み:スプレッド0.1pips〜(業界最狭水準)、円建て口座あり、MT5/cTrader/DXtrade対応、日本語完全対応、出金が速い
- 弱み:設立1年で実績が浅い、1フェーズ・即時系の利益分配が50%と低い
- 見落とされがちな点:利用規約に裁量条項が複数あり、運営側がいつでも・理由を問わずサービス提供を止められる建て付けになっている
最後の1点は他社にもある条項ですが、Funded7は通信の守秘義務(Provision 16)まで規約に明記している点が特徴的です。後半で条文ごとに解説します。
全7プラン比較
USD建てと円建てで別ラインナップになっているのがFunded7の特徴です。
| プラン | フェーズ | 口座サイズ | 利益目標 | 最大DD | 日次DD | 分配 | レバ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Two Phase(USD) | 2 | $15K〜$500K | 8% / 6% | 10% | 5% | 80% | 50倍 |
| 2フェーズ(JPY) | 2 | 200万〜6000万円 | 8% / 6% | 10% | 5% | 80% | 50倍 |
| 2フェーズNEO(JPY) | 2 | 200万〜6000万円 | 8% / 6% | 10% | 5% | 80% | 30倍 |
| One Phase(USD) | 1 | $15K〜$200K | 10% | 8% | 4% | 50% | 30倍 |
| 1フェーズ(JPY) | 1 | 200万〜4000万円 | 10% | 8% | 4% | 50% | 30倍 |
| Instant(USD) | 0 | $5K〜$75K | なし | 8% | 5% | 50% | 50倍 |
| 速攻(JPY) | 0 | 50万〜700万円 | なし | 8% | 5% | 50% | 50倍 |
※ 全プラン時間制限なし、最低取引日数3日
プラン選びの結論
基本は2フェーズ一択です。 理由は利益分配率で、2フェーズだけが 80%、1フェーズ・即時系は 50% に落ちます。
30%ポイントの差は、$100K口座で10%($10,000)稼いだ場合に $8,000 vs $5,000 の差になります。フェーズを1つ飛ばす対価としては高すぎます。
- 2フェーズ(JPY):円建てで損益が分かりやすい。日本人にはこれが基準
- 2フェーズNEO:レバ30倍に制限される代わりの低レバ版。分配アドオンが+10%(通常+15%)と少し不利
- Instant/速攻:評価なしで即Funded。分配50%を受け入れられるなら、時間を買う選択肢としてはあり
スプレッドとプラットフォーム
Funded7の実質的な差別化ポイントはここです。
- USD/JPY・EUR/USDで0.1〜0.3pips。国内FX業者並みで、プロップとしては最狭水準
- USD口座:MT5 / cTrader / DXtrade の3種
- 円建て口座:MT5 / cTrader(DXtrade非対応)
スキャルピング寄りの手法では、スプレッドの差がそのまま成績に乗ります。同じロジックでも通るファームと通らないファームが分かれる部分なので、狭さを重視するなら候補に入ります。
出金の実際:速い
当サイト運営者はFunded7から複数回のペイアウトを受領済みです。実際のフローと体感は以下のとおりです。
| ステップ | 内容 | 所要 |
|---|---|---|
| 1 | ダッシュボードからペイアウト申請 | — |
| 2 | 「申請を受領しました – 現在処理中」メール | 即時 |
| 3 | 審査(本部が実施) | 通常1〜2営業日 |
| 4 | 「ペイアウト申請が承認されました」メール | — |
| 5 | 着金 | 承認から24〜48時間 |
注意点として、審査は本部の営業日にしか進みません。 週末をまたぐ申請は、その分だけ着金が後ろにずれます。金曜夕方に申請すると実質的に月曜スタートになるので、急ぐなら平日前半に申請するのが有利です。
承認後は Payout Certificate(出金証明書) がメールに添付されます。実績として残しておくと使い勝手が良いです。
見落とされがちな「裁量条項」
ここからが本題です。Funded7の 利用規約 には、トレーダー側が把握しておくべき条項が4つあります。
Provision 1:理由を問わない提供拒否
The Provider reserves the right to deny service to any individual at its sole discretion, at any time, and for any reason. (当社は、単独の裁量により、いつでも、いかなる理由でも、個人へのサービス提供を拒否する権利を留保する)
「いかなる理由でも(for any reason)」 と明記されています。ルール違反の有無に関わらず提供を止められる建て付けです。
Provision 14:予告なしの契約終了
The Company reserves the right to terminate this agreement at any time and without prior notice if, at its sole discretion, the Client fails to comply with any provision outlined in these Terms and Conditions.
違反かどうかの判定も自社の裁量である旨が書かれています。
Provision 8:HFT・自動売買・一貫性
High-frequency trading, automated software, AI-driven trading, ultra-fast execution strategies, or mass data entry systems that provide an unfair advantage or manipulate the platform's infrastructure are strictly forbidden.
Trading activity must be consistent with the Client's usual trade sizes. Placing trades that are significantly larger or smaller than the Client's typical trades or using excessive margin is not permitted.
条文だけ読むと「automated software(自動売買ソフト)」が広く禁止に見えます。 ただし実運用ではEAは使われており、当サイトのガイドでもEA可として扱っています。
正確に読むと、禁止の主語は 「unfair advantage を与える、またはプラットフォームのインフラを操作する」もの です。つまり EAそのものではなく、その使われ方が問題になる書き方。裏を返せば、どこからが「不当な優位性」かは運営が決められるということでもあります。
Provision 16:通信の守秘義務
All communications between Funded7 and the Client are confidential. This includes emails, support messages, account decisions, and any related documentation. The Client agrees not to publicly share, reproduce, or selectively present any such communications in a way that misrepresents Funded7's position.
プロップファームの規約に「やり取りを公開するな」条項が明記されているのは珍しいです。SNSでサポートとのやり取りをスクショで晒す文化への対応と思われます。
条文をよく読むと、禁止されているのは 「Funded7の立場を誤って伝えるような形で」公開・再現・切り取りすること です。正確かつ公平な引用まで一律に禁じる書き方にはなっていません。とはいえ、トラブル時にこの条項を持ち出される可能性は認識しておくべきです。
「勝ちすぎたらどうなるか」問題
上記の条項が実務で意味を持つのは、トレーダーが会社のリスク許容度を超えて勝ち始めたときです。
プロップファームのビジネスモデル上、以下は避けられない構造です。
- 大半のトレーダーは負けるか失格になる → チャレンジ費用が収益
- 一部のトレーダーが継続的に大きく勝つ → 支払いが発生する
- 2が想定を超えると、会社は「その取引プロファイルを引き受けたくない」と判断する
このとき会社が取れる手段は3つあります。
| 手段 | 内容 | トレーダー側の損害 |
|---|---|---|
| ルール違反を認定 | 利益取消・BAN | 最大(利益が消える) |
| 裁量条項で口座閉鎖 | Provision 1/14を根拠に提供終了 | 中(残高は払われるが継続不可) |
| 個別条件の付与 | 取引本数・保有時間などに上限を設定して継続 | 小(制約付きで継続できる) |
3番目が最もフェアな対応です。支払いを実行したうえで、今後の条件を提示して選ばせる形なら、トレーダー側は納得して受けるか撤退するかを選べます。
Funded7の規約は、1番(違反認定)を使わずに2番・3番を選べる建て付けになっています。「for any reason」という広い文言は、トレーダーに不利にも働きますが、「違反していないのに違反扱いされる」事態を回避する余地にもなり得ます。ここは規約の読み方として押さえておく価値があります。
高頻度・スキャル寄りの人が気をつけること
- 1日の決済ポジション数:極端な回転は「usual trade sizes」の一貫性条項に触れやすい
- 超短時間保有の比率:数十秒以下の決済が大半を占める構成はHFT条項の射程に入り得る
- 急な手法変更:評価中と資金提供後で取引プロファイルが大きく変わると、監視対象になりやすい
条文に定量基準がない以上、「自分の平常値を大きく外さない」 のが唯一の実務的な防御になります。自分の取引プロファイル(1日の決済数・平均保有時間)を把握していない人は、EA収支トラッカー のようなツールで数値化しておくと、後から「いつ何が変わったか」を説明できます。
向いている人・向いていない人
向いている人
- スプレッドコストが成績に直結する手法(スキャル寄り、回転数が多い)
- 円建てで管理したい人(損益が円で完結、為替換算が不要)
- cTrader / DXtrade を使いたい人
- 素早い出金サイクルを重視する人
向いていない人
- 実績年数を重視する人(設立2025年6月、まだ1年)
- 1フェーズ・即時系しか買う気がない人(分配50%は他社比で不利)
- 大きく勝ったあとも無制限に同じ手法を回し続けたい人(裁量条項の射程に入る)
FAQ
Q. Funded7の出金は本当に払われますか?
当サイト運営者は複数回のペイアウトを受領しています。申請から着金までは審査1〜2営業日+送金24〜48時間が目安で、業界内では速い部類です。ただし本部の営業日にしか審査が進まないため、週末をまたぐ申請は着金が後ろにずれます。
Q. どのプランを買うべきですか?
利益分配80%の2フェーズプランを推奨します。1フェーズ・即時系は分配50%で、フェーズを飛ばす対価としては不利です。円建てで管理したい場合は「2フェーズ(JPY)」を選んでください。
Q. EAは使えますか?
実運用ではEAが使われており、当サイトでもEA可として扱っています。ただし利用規約Provision 8には「automated software」「AI-driven trading」「ultra-fast execution strategies」が広く禁止と書かれており、禁止の判定基準は運営の裁量です。極端な高頻度・超短時間保有に寄せるほどリスクが上がります。
Q. 出金時の審査(OREF Rule 1〜3)とは?
2026年に公開された審査体系です。Rule 1 は一貫性(ポジションサイズ MIN(中央値×2.5, Q3+1.5×IQR)・決済10件/3日・QC 0.90)、Rule 2 はポジションリスク(Gold 3%/Silver 2%/Bronze 1%、SLなしは ATR(14)×1.96 で推定)、Rule 3 は約定(15秒未満2%超/30秒未満3%超)。Rule 1 未達は違反ではなく出金保留のみ、Rule 2・3 は該当利益の無効化です。当サイト運営者が実際に Rule 1 で保留された審査メールの実数は OREF Rule 1 解説 にまとめています。
Q. NEOプランと通常の2フェーズの違いは?
利益目標(8%/6%)とDD(10%/5%)は同じで、レバレッジが30倍に制限されます(通常は50倍)。対応プラットフォームはMT5とcTraderのみ、利益分配アドオンは+10%(通常は+15%)です。
Q. 新興ファームですがリスクは?
設立2025年6月で運営実績は1年強です。出金は実際に行われていますが、老舗と比べれば実績の蓄積は浅く、残高を長期間置いたままにしない運用が推奨されます。判断材料は プロップファーム詐欺の手口と見破り方 を参照してください。
まとめ
- スペックは強い。0.1pipsスプレッド、円建て対応、出金が速い
- 買うなら2フェーズ。分配80%はここだけ
- 規約の裁量条項は読んでおく。Provision 1「いかなる理由でも提供拒否可」、Provision 16「通信の守秘」は他社にない特徴
- 勝ちすぎたときの扱いは会社次第。自分の取引プロファイルを平常値から外さないのが唯一の防御。ただし出金時のサイズ一貫性(OREF Rule 1)は数式が公開されており、ロットを揃えすぎても保留される(実例)
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この記事を書いた人
ホソノP |プロップファーム攻略の人
自分のお金でチャレンジを買い、出金まで記録して検証しています。記録した出金は Fintokei・Fundora・Funded7 で合計 610万円、The5ers で $4,776(2026年9月時点)。半裁量EA「ELDRA」の作者。