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E8 Marketsの期待値は?|E8 One・E8 Pro・E8 Signatureを1年シミュレーションすると、1回1%なら E8 Pro、大きく張るなら E8 One【2026年9月】

公開日: 2026/9/27

※ ルールと価格は2026年9月27日に E8 Markets の公式サイト(料金の設定画面)と公式ヘルプセンターで確認しました。価格は定価で、初回の注文だけコード E8 で25%OFF になります。すべて $100K 口座で計算しています。

結論

  • 1回1%・実力「中」なら E8 Pro(分配100%)が1位です。この記事の共通エンジンでは1年 +$22,886 でした。E8 Pro の「1日2%の利益上限」と「出金は利益の50%まで」を入れた別計算でも +$13,909 で、1位は変わりません。
  • ただし E8 Pro は、この2つの仕組みで期待値が大きく削られます。1回1%・「中」で、分配100%は +$22,886 → +$13,909 と約4割減りました。1回1.5%だと +$30,845 → +$9,076 と約7割減ります。
  • 大きく張るほど、実力が高いほど E8 One が上になります。2つの仕組みを入れた比較では、1回1.5%の「中」で E8 One +$15,956 に対し E8 Pro(分配100%)+$9,076 です。E8 Pro は1日に2%までしか増やせないので、張っても伸びません。
  • E8 Signature は、共通エンジンではすべての条件で最下位でした。最大損失が3%と狭く、しかも日末の最高残高に追従します。出金にも1回$2,250の上限と$3,000の残し額があります。
  • 参加費は返ってきません。実力ゼロ(勝率50%)では、E8 Pro を1回1.5%で張る場合を除いて、どのプランもマイナスです。

E8 Markets のプラン($100K 相当)

E8 OneE8 Pro(分配80%)E8 Pro(分配100%)E8 Signature
価格(定価)$488$488$586$280
初回だけコード E8$366$366$440$210
ステップ1ステップ1ステップ1ステップ1ステップ
目標9%8%8%6%
日次損失4%(初期残高の4%・当日の開始残高から)2.5%(同)2.5%(同)評価はなし。ファンドは2%でその日だけ停止(失格ではない)
最大損失6%(確定残高の最高値に追従し、初期残高でロック)8%(静的)8%(静的)3%(日末の最高残高に追従し、初期残高でロック)
出金後の最大損失動かない初回出金で初期残高に上がる同左動かない(ロック後は初期残高)
1日の利益上限なし初期残高の2%。超えた分は翌日0〜1時(サーバー時刻)に削除同左なし
最低日数なしなしなしなし(2回目以降の出金は0.3%以上の利益日×5)
一貫性ファンドのみ40%(一番良い日)なしなしファンドのみ35%
分配80%80%100%80%
参加費の返金なしなしなしなし
出金の頻度オンデマンド(最短3日)毎日毎日オンデマンド(最短3日)
出金の下限手取りが日次損失の50%超($2,001。分配80%なら額面$2,501)前回出金から利益1%($1,000)同左手取り$100(額面$125)
出金の上限なし利益の50%まで(残りは口座に残る)同左1〜2回目 $2,250、3〜4回目 $3,250、5回目以降 $4,250。ほかに$3,000は常に残す

E8 One と E8 Pro は、最大損失や分配を購入時に選べます。この記事では、E8 One は既定の「最大損失6%・分配80%」、E8 Pro は「最大損失8%」で分配80%と100%の2つを入れました。E8 Pro の最大損失を6%や10%にすると、目標も同じ率に変わります(6%で$468、10%で$539)。

E8 Pro の出金は2段階です。まず利益の50%が出金できる額になり、そこに分配率をかけた額を受け取ります。残りの50%は口座に残って、最大損失までの余裕になります。初回の出金で最大損失のラインが初期残高まで上がるので、そのあとは残した50%だけが余裕です。

シミュレーションの前提

見本の4社比較の記事と同じ前提で計算しています。

固定したもの

  • 1年(250営業日)・1日最大3トレード・利確と損切りは1:1
  • 1日の損失は全プラン共通で初期残高の2.5%まで(次に負けたら2.5%を超える日は、その日はそれ以上張らない)
  • 1回のリスク・含み損・1日の損失は、どれも3%を超えない
  • ロットは初期残高の r% で固定、ポジションは1つずつ
  • コストは1トレードあたりリスクの5%(勝ちは+0.95R、負けは−1.05R)
  • 失格したら同じプランを定価で買い直す、スケーリングなし、出金は14日ごと、年末に口座に残った利益は数えない
  • 各条件2万回

動かしたもの

  • プラン
  • 実力:勝率 50%(ゼロ)/52%(小)/55%(中)/58%(強)
  • 1回のリスク r(0.5%・1.0%・1.5%)
  • 出金のときに口座へ残す利益の量(プランごとに一番いい量を選んだ)

このモデルに入れていないもの

  • E8 Pro の「1日2%の利益上限」と「出金は利益の50%まで」。共通エンジンにはこの2つがありません。下の「E8 Pro の2つの仕組みを入れると」の節で、エンジンに書き足した別計算の結果を載せています。
  • 一貫性ルールはファンド段階だけですが、エンジンでは評価中にもかかります(評価の合格が少し遅れる、厳しめの扱い)。
  • E8 Signature の最大損失は「日末の残高」で上がりますが、エンジンでは「決済した時点の残高」で上げています(少し厳しめ)。出金の上限は1〜2回目の$2,250を全回に使い(厳しめ)、2回目以降の条件「0.3%以上の利益日×5」は「0.5%以上の利益日×5」を初回にもかけています(厳しめ)。
  • 出金は E8 Pro が毎日、E8 One と E8 Signature がオンデマンドですが、全プランで14日ごとにそろえました。
  • E8 One のファンド段階の指標前後5分の取引禁止、E8 Signature の翌日持ち越し不可(サーバー時刻23:00に全決済)。この記事の取引はデイトレードで、指標の直前直後には入らない前提です。
  • 規約にある「禁止行為を検知したら1トレードアイデアあたり1%までリスクを制限できる」という裁量条項。

期待値の計算式

1トレードの期待値

利確と損切りが1:1で、コストを1トレードあたりリスクの5%(0.05R)とすると、勝ったときは +0.95R、負けたときは −1.05R です。勝率を p とすると、

1トレードの期待値 = p × 0.95R − (1 − p) × 1.05R = (2p − 1.05) × R

実力勝率 p1トレードの期待値
ゼロ50%−0.05R
小52%−0.01R
中55%+0.05R
強58%+0.11R

1年間の期待値

1年間の期待値 = 1年間に受け取る報酬の平均 − 払った参加費の平均

  • 受け取る報酬 = 出金額 × 分配率(80%、E8 Pro の分配100%構成は100%)
  • 払った参加費 = 参加費 × 1年間に買った回数(失格するたびに買い直す)
  • E8 Markets は参加費が戻らないので、「戻ってくる参加費」の項はありません

損は「参加費 × 買った回数」で打ち止めになり、合格した口座からの報酬は上に伸びます。この形なので、1トレードの期待値がわずかにマイナスでも、プランによっては1年間でプラスになります。3つの平均は式では出せないので、ルールどおりに1年間の取引を2万回まわして平均を取りました。

ドル円での具体例

ドル円のスプレッドと手数料を往復1.5pipsとすると、損切り・利確30pipsがこの記事の「コスト0.05R」に当たります(2pipsなら40pips)。$100K で1回1%($1,000)なら、30pipsの損切りで5ロット、実効レバレッジは5倍です。1回1.5%でも7.5倍で、E8 の FX のレバレッジ1:30には収まります。計算の中身は4社比較の記事で詳しく書いています。

1回0.5%:1年間の手取り−参加費の平均

実力E8 OneE8 Pro 分配80%E8 Pro 分配100%E8 Signature
ゼロ−$2,905−$1,448−$1,716−$4,486
小−$749−$69−$20−$2,602
中+$5,184+$6,191+$7,782+$2,833
強+$18,727+$20,207+$25,292+$10,359

黒字になる確率(実力「中」):E8 One 83%/E8 Pro 分配80% 74%/E8 Pro 分配100% 74%/E8 Signature 60%

1回1.0%

実力E8 OneE8 Pro 分配80%E8 Pro 分配100%E8 Signature
ゼロ−$4,687−$450−$341−$7,051
小+$1+$3,570+$4,631−$3,418
中+$12,561+$18,230+$22,886+$5,998
強+$41,088+$45,506+$56,935+$19,057

黒字になる確率(実力「中」):E8 One 71%/E8 Pro 分配80% 91%/E8 Pro 分配100% 91%/E8 Signature 63%

1回1.5%

1回1.5%だと、1回負けた時点で次に負けると2.5%を超えるので、その日はそこで止まります。

実力E8 OneE8 Pro 分配80%E8 Pro 分配100%E8 Signature
ゼロ−$4,654+$2,548+$3,490−$11,502
小+$1,267+$8,374+$10,727−$6,585
中+$15,956+$24,568+$30,845+$4,788
強+$47,339+$54,535+$68,245+$18,361

黒字になる確率(実力「中」):E8 One 74%/E8 Pro 分配80% 92%/E8 Pro 分配100% 93%/E8 Signature 56%

E8 Pro の2つの仕組みを入れると

上の3つの表は、ほかの会社と同じ共通エンジンの結果です。共通エンジンには E8 Pro の2つの仕組みがないので、E8 Pro が実際より良く出ています。そこでエンジンに次の2つを書き足して、E8 Pro だけ計算し直しました(公開しているエンジンには入っていません)。

  • 1日2%の利益上限:その日の利益が2%を超える分は、日末に残高から消える。次の勝ちで2%を超えるときは、その日はそれ以上張らない
  • 出金は利益の50%まで:出金できるのは「残高 − 初期残高」の半分。前回の出金後の残高から1%以上増えていないと出金できない

乱数は同じで、書き足した部分を外すと上の表の E8 Pro と1ドルまで一致することを確かめています。E8 One と E8 Signature は上の表と同じ数字です。

1回のリスク・実力E8 OneE8 Pro 分配80%(仕組み込み)E8 Pro 分配100%(仕組み込み)E8 Signature
0.5%・ゼロ−$2,905−$1,560−$1,856−$4,486
0.5%・小−$749−$447−$483−$2,602
0.5%・中+$5,184+$3,210+$4,086+$2,833
0.5%・強+$18,727+$12,569+$15,791+$10,359
1.0%・ゼロ−$4,687−$1,403−$1,554−$7,051
1.0%・小+$1+$1,843+$2,479−$3,418
1.0%・中+$12,561+$11,007+$13,909+$5,998
1.0%・強+$41,088+$28,873+$36,216+$19,057
1.5%・ゼロ−$4,654−$115+$26−$11,502
1.5%・小+$1,267+$2,094+$2,773−$6,585
1.5%・中+$15,956+$7,149+$9,076+$4,788
1.5%・強+$47,339+$15,181+$19,105+$18,361

1日2%の上限だけを入れた場合、1回0.5%では結果が変わりません(1日3勝でも+1.425%で、2%に届かないため)。1回1%では1割強、1回1.5%では約6割減ります。1回1.5%は1勝で+1.425%になり、2勝目を取りにいけなくなるからです。そこに「出金は利益の50%まで」が加わると、口座に残る利益が増え、年末に取り残される分と、失格で消える分が増えます。

差がつく理由

プラン効いている要素
E8 Pro最大損失8%が静的で、日次も一貫性もゆるい。分配100%を選べる。ただし1日2%の利益上限で、大きく張っても伸びない。初回出金で最大損失のラインが初期残高に上がり、利益の50%しか出せない
E8 One目標9%は重く、最大損失6%は確定利益で上がっていく。そのかわり1日の利益に上限がないので、ロットと実力に比例して伸びる。最低出金が額面$2,501と高い
E8 Signature定価$280と一番安いが、最大損失が3%と狭く、日末の最高残高に追従する。出金は1回$2,250(1〜2回目)が上限で、$3,000は常に口座に残す

E8 Pro の分配100%は、定価が$98高いだけです。共通エンジンでは、1回0.5%の「ゼロ」以外のすべての条件で分配100%のほうが上でした。2つの仕組みを入れた計算でも、実力「中」以上ではどのロットでも分配100%が上です(実力ゼロ〜小の小さいロットでは、分配80%がわずかに上)。

E8 One の最大損失は、決済して利益が出るたびに上がり、+6%の地点で初期残高に固定されます。そこまでの間に負けが続くと、上がったラインに当たって失格します。ロックしたあとはラインはそれ以上上がらず、出金しても下がりません。そのため、出金で残高を下げると、そのぶん余裕が減ります。

どれを買うか

あなたの状況おすすめ
1回1%前後で、1日の利益が2%を超えない手法E8 Pro(分配100%)
1回1.5%以上で張る・1日で大きく取る手法E8 One
実力に自信がある(勝率58%相当)E8 One(2つの仕組みを入れると、どのロットでも1位)
安く試したいE8 Signature は最安だが、共通エンジンではすべての条件で最下位

E8 Pro を選ぶなら、「その日の利益が2%から次の利確幅を引いた水準に達したら、その日はもう建てない」と決めておくのが実際の運用になります。分割決済や日をまたいだ決済で上限を避けようとすると、1つのトレードアイデアとしてまとめて1日に数えられることがある、と公式ヘルプに書かれています。

よくある質問

Q. E8 Markets の期待値はプラスですか?

実力しだいです。1回1%で勝率55%(1トレードの期待値+0.05R)なら、E8 Pro の2つの仕組みを入れた計算でも、1年で E8 Pro(分配100%)+$13,909、E8 One +$12,561 でした。勝率50%(実力ゼロ)では、E8 Pro を1回1.5%で張る場合を除いてマイナスです。プランの選び方で勝ちが生まれるわけではありません。

Q. E8 Markets は参加費を返金してくれますか?

返金されません。公式ヘルプの返金ポリシーに「初回の報酬で参加費を返す仕組みは現時点ではない」と書かれています。返金されるのは、チャレンジで一度も取引しておらず、購入から30日以内の場合だけです。仮想通貨で払った分は、取引していなくても返金されません。

Q. E8 Pro の出金はどういう仕組みですか?

毎日申請できますが、出せるのは「残高 − 初期残高」の50%までで、残りの50%は口座に残ります。前回の出金後から初期残高の1%以上の利益が必要です。初回の出金で最大損失のラインが初期残高まで上がるので、そのあとは口座に残した50%だけが余裕になります。残した50%は没収ではなく、次の出金の計算に入ります。

Q. E8 Pro の「1日2%の利益上限」を超えるとどうなりますか?

超えた分が、翌日のサーバー時刻0〜1時に残高から自動で消されます。$100K なら1日$2,000までです。公式ヘルプの例では、始値$102,000・終値$105,500の日は、上限の$104,000を超えた$1,500が消えます。評価中もファンド口座でも同じです。

Q. E8 One の出金はいくらから出せますか?

手取りが日次損失の50%を超えている必要があります。最大損失6%の構成は日次損失が4%($4,000)なので、手取り$2,001以上、分配80%なら額面$2,501以上です。最短ではファンド段階に入って3日から申請できます。最大損失のラインは出金しても下がらないので、公式ヘルプは「利益を全部は出さず、2〜3%は残す」ようすすめています。

Q. 自分の条件で回したい

この記事のシミュレーションのエンジンと、E8 Markets の設定ファイルを公開しています。python sim-prop-ev.py e8markets.json 20000 で上の3つの表が出ます(Python と numba が必要です)。E8 Pro の1日2%上限と50%出金の別計算は、このエンジンには入っていません。

関連

出典: E8 Markets「Compare Funded Accounts(料金の設定画面)」、ヘルプ「E8 One」「Payout request on E8 One」「E8 Pro」「Payout request from E8 Pro」「Daily profit cap」「E8 Signature」「Payout caps and buffers for E8 Signature explained」「What is Payout On Demand?」「Refund Policy」。いずれも2026年9月27日確認。

この記事を書いた人

ホソノP |プロップファーム攻略の人

自分のお金でチャレンジを買い、出金まで記録して検証しています。記録した出金は Fintokei・Fundora・Funded7 で合計 610万円、The5ers で $4,776(2026年9月時点)。半裁量EA「ELDRA」の作者。

プロフィールと出金実績X @hosono_p

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