
「分散は投資における唯一のフリーランチ」という有名な言葉があります。プロップファームのチャレンジでも同じことが言えるのか、2010年から2026年までの実価格で5戦略×8銘柄=40本の戦略を作り、実際の相関のままチャレンジを4,000回走らせて確かめました。結果は極端でした。同じ10口座・同じ参加費でも、1つの戦略に寄せると全滅率58.4%、10戦略に分けると1.8%。しかも期待値はほとんど変わりません。一方で「成績のいい戦略を選ぶ」と相関が0.003から0.209へ跳ね上がり、分散そのものが壊れることも分かりました。期待値だけなら成績最高の1本への集中が分散の2倍で、損が参加費で止まるプロップでは当サイトはそちらを推します。

投資では「ばらつきを抑える」のが常識です。ところがプロップファームのチャレンジでは、これが逆になります。報酬が「+8%に届いたかどうか」という閾値で決まり、下振れは参加費で打ち止めになるからです。合成データのモンテカルロ(勝率53%・RR1:1・1日1回)で1トレードのリスクを振ると、0.25%では1年で−$503と参加費を払うだけ、4%では+$33,456。同じ勝率でも勝ち負けが固まって波打つほど期待値は上がり、崖は日次損失という規約の線にありました。複数の手法は1口座に束ねず、口座を分けるほうが稼げます。

The5ersの期間限定「サマープラン」(1-Step $249、2-Step $100K $149〜、$200K $249〜)の価格とルールを2026年9月30日に公式ページで確認し、1年間の期待値をモンテカルロで計算しました。損失枠あたりの価格は通常のHigh Stakesの3分の1以下で、実力ゼロでも損が小さい。一方で出金上限$2,000とファンド口座の一貫性50%が効いて、実力がある人ほど通常プランに大きく負けます。どのプランを買うべきか、口座数の上限、コピーの扱いまで。

FundedNext Futures の4プラン(Flex・Legacy・Rapid Pro・Rapid Daily)で、実力(1トレードの期待値)を固定したまま RR(損益比)だけを 1:0.5〜1:3 に動かし、1年間の期待値をモンテカルロで比べました。Flex・Legacy・Rapid Pro は RR 1:1 以下が有利で、RR 1:2 以上は一貫性40%ルールで目標が実質的に上がって損をします。例外は一貫性のない Rapid Daily。負けが大きすぎる取引を対象にした矯正プログラム、10秒ルール、狭いブラケットの禁止も2026年9月29日に公式ヘルプで確認。

FTMO(2-Step / 1-Step)と FundedElite(2-Step / 2-Step Lite / 1-Step)を、公式ルールどおりに1年間のモンテカルロで比較。1回のリスク0.5%・1%・1.5%、勝率50〜58%での期待値と、EA の可否・返金・無料リトライ・クーポンの違いをまとめました。

FundingPips の2026年9月28日からの新ルールで、2 Step Standard(日次3%・5%)・2 Step Flex・2 Step Pro・1 Step Flex(日次2%・3%)を1年間のモンテカルロで計算。1回のリスク0.5%・1%・1.5%、勝率50〜58%での年間の手取りを比較。2 Step Standard は日次3%を選ぶほうが全条件で上、1 Step Flex は1回1%なら日次3%、それ以外は日次2%が上でした。

Alpha Capital Group の Alpha One(6%・10%)と Alpha Pro 10%(On-Demand・隔週)を公式ルールどおりに1年間のモンテカルロで計算。1回のリスク0.5%・1%・1.5%、勝率50〜58%での年間の手取りと、Alpha One の追従する最大損失・支払い方式で決まる一貫性ルール・返金なし・Max Risk Rule を解説。

Blueberry Funded の Prime 2-Step・1-Step・Flex 1-Step・Instant Elite を公式ルールどおりに1年間のモンテカルロで計算。1回のリスク0.5%・1%・1.5%、勝率50〜58%での年間の手取りと、1トレードアイデアのリスク上限(Flex 1%・1-Step と Instant 1.5%)、Instant Elite の追従型の最大損失を解説。

BrightFunded の 1-Step・2-Step Bright・2-Step Classic($100K)を公式ルールどおりに1年間のモンテカルロで計算。1回のリスク0.5%・1%・1.5%、勝率50〜58%での年間の手取りと、1-Step の追従する最大損失、参加費の返金なし、初回出金まで30日といった BrightFunded の特徴がどう効くかを解説。

City Traders Imperium(CTI)の1-Step Challenge と 2-Step Challenge($100K)を、公式ルールどおりに1年間のモンテカルロで計算。1回のリスク0.5%・1%・1.5%、勝率50〜58%での年間の手取りと、1-Step の5%トレーリング・7日の利益日・月1回の出金が期待値にどう効くかを解説。

E8 Markets の E8 One・E8 Pro(分配80%/100%)・E8 Signature を公式ルールどおりに1年間のモンテカルロで計算。1回のリスク0.5%・1%・1.5%、勝率50〜58%での年間の手取りと、E8 Pro の「1日2%の利益上限」「出金は利益の50%まで・初回出金で最大損失が初期残高へ」、参加費の返金がないことを解説。

Eightcap Challenges の One Phase(1ステップ)と Two Phase(2ステップ)を公式ルールどおりに1年間のモンテカルロで計算。1回のリスク0.5%・1%・1.5%、勝率50〜58%での年間の手取りと、参加費の返金なし・出金時の Profit Distribution(30%/35%)・日本から使えるかが未確定な点を解説。